シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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細胞構造生物学 | 2024 | 夏季集中 | 他 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 岩舘 満雄 | イワダテ ミツオ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-BI5-9C03
履修条件・関連科目等
特になし。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
構造生物学は生物の一分野を形成しつつあり、「X線回折やNMRで解析された立体構造の座標のデータを取得しどう生かすか?」は今後の生命科学の分野での原子・分子のレベルでの理解に不可欠である。可能な限り実例を交えながら研究の重要性とこの分野の限界そして今後の発展の展望について伝えてゆく。
科目目的
・生化学の実験に役立てるための構造生物学を志向し、その基礎としてのバイオインフォマティックスを習得する。
到達目標
・立体構造情報を使用し、生化学の実験に役立てる方向について考察ができるようにする。
授業計画と内容
第1回:講義の概要と紹介
第2回:タンパク質立体構造とプログラミング
第3回:分子動力学のソフトウェア
第4回:X線結晶回折法と核磁気共鳴の基礎としてのフーリエ変換
第5回:構造予測におけるコンセンサスの意味
第6回:コンセンサスに依らない構造予測の限界
第7回:分子軌道法の基礎としての量子力学
第8回:タンパク質間相互作用と国際コンテスト
第9回:医薬品候補化合物とデータベース
第10回:研究関連発表その1(X線回折による実験手法の発達について)
第11回:研究関連発表その2(NMRと分子動力学計算について)
第12回:研究関連発表その3(タンパク質への分子軌道計算の適用について)
第13回:研究関連発表その4(タンパク質相互作用研究について)
第14回:研究関連発表その5(医薬品リード探索について)
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
各回ごとに習得内容を実施してみること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 課題レポートおよび講義への貢献(プレゼンテーションなど)。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
特に指定しない