シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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分子生物物理学 | 2024 | 夏季集中 | 他 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 上村 慎治 | カミムラ シンジ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-BI5-9C12
履修条件・関連科目等
特になし。
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
細胞生物学的な現象の多くは、細胞の形状変化や移動といった物理的なパラメタ、および、物質濃度変化で見られるような化学的なパラメタなどが観測対象となり、それらを画像データとして観測するケースが多い。この科目では、種々の生命現象の光を使った計測技術、観測方法、および、観察事象の解釈と数学的な取り扱いという、一連の流れを理解することを目的とする。
科目目的
画像処理の手法について、具体的なテーマをもとに解析方法を習得することを目的とする。
到達目標
生体計測学の分野で使われるデータ処理の数学的な手法について原理を理解し、応用できる知識を得る。特に、光を使った生命現象計測技術と、得られるデータの解釈と数学的な取り扱い方法を習得する。
授業計画と内容
第1回 光学顕微鏡機構概論
第2回 生体計測学概論
第3回 種々の計測方法とその特性
第4回 計測データの数学的な取り扱い
第5回 現象のモデル化
第6回 ラプラス変換の原理
第7回 ラプラス変換と伝達関数
第8回 光学測定装置の概要
第9回 光学測定装置の特性
第10回 画像処理法:移動平均の原理
第11回 画像処理法:画像を使った位置計測
第12回 画像処理法:画像のフィルタリング
第13回 画像処理法:画像のLPF/HPF処理
第14回 光学計測応用実験
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
講義で紹介した現象・研究内容を参考にして、関連重要キーワードの中から特に興味を持った項目に関して、関連論文やレビューを読むことを強く推奨する。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 100 | 提出されたレポートをもとに評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
PC上のソフトを使った画像処理を実施する。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
講義にて紹介予定。