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シラバスデータベース|2026年度版

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ホーム > 講義詳細:化学2

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
化学2 2026 後期 木1 基幹理工学部/社会理工学部/先進理工学部/理工学部 武藤 雄一郎 ムトウ ユウイチロウ 1年次配当 2

科目ナンバー

SS-BC1-NZ06

履修条件・関連科目等

 理系大学等に進学を希望する生徒が高等学校で履修するレベルの化学の授業を履修している、前期の開講科目「化学1\化学Ⅰ」を聴講した経歴を有している、あるいはそれに相当する知識を独自に獲得している、等を前提とする水準の講義を行います。授業開始前に、これらの科目等でカバーしている項目にどのようなものがあったか、例えば高等学校で用いた教科書の目次を見るなどして確認しておくことが望ましい。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

 有機化合物は、炭素と水素を必須元素とし、酸素・窒素・イオウ・リン・ハロゲンなどの元素が複雑に絡み合うことで、非常に多様な構造と性質を示す物質群である。これらは生命の根幹を支えるだけでなく、現代社会を支えるプラスチック、繊維、医薬品、さらには最先端の光電子材料に至るまで、私たちの生活のあらゆる場面で幅広く利用されている。科学技術に携わる研究者や技術者にとって、有機化合物は日常的に取り扱う重要な物質群である。
 そのため、理工系3学部を卒業し、将来研究者・技術者として活躍するためには、有機物質の特性を理解し、適切に扱う能力が求められる。有機化合物に関する基礎的な知識と考え方を身につけ、一般の生活者に求められる水準を超えた、合理的かつ科学的な説明ができるようになることが重要である。
 本講義では、有機化合物の名前や構造式を見たときに、「立体的にどのような形をしているか」「どのような性質をもちそうか」といったことを思い浮かべられるようになることを目標とする。たとえば、「この形なら水に溶けやすそうだ」「この部分は反応しやすそうだ」と考えられるようになることである。このような、有機化合物に対する基本的な物質観を身につけることを目的として、有機化合物の構造、構造式の書き方や名前の付け方、物理的性質(物性)、化学的性質(反応性や安定性など)について、有機化学の基礎概念や基本原理を学ぶ。

科目目的

 有機化合物を「基本炭素骨格」と「官能基」の観点から分類・整理し、有機化合物に名前をつけること、逆に名前から分子の構造式を描き出すことのできる「有機化合物に関するコミュニケーション能力」を修得する。これらの学習過程を通じて、個別の事項や事象を単に暗記するのではなく、あらゆる有機分子の「構造」と「性質」との関係を常に結びつけて考えるという、有機化学に共通する基本的な考え方を修得する。

到達目標

 本講義では、有機化合物の構造に基づいて性質や反応性を予測するための基礎的な考え方を身につけることを到達目標とする。具体的には、以下の能力を修得する。
(1) 有機化合物の構造から、基本的な物理的性質(水への溶けやすさ、分子間相互作用など)を大まかに予測できること。
(2) 有機化合物の構造と官能基に基づき、基礎的な化学的性質(反応性や安定性など)を理解し、代表的な反応の生成物を推定できること。

授業計画と内容

第1回 有機化学入門1
第2回 有機化学入門2
第3回 アルカン
第4回 分子の三次元的形状
第5回 不飽和炭化水素1
第6回 不飽和炭化水素2
第7回 不飽和炭化水素3
第8回 酸素,ハロゲン,硫黄を含む有機化合物1
第9回 酸素,ハロゲン,硫黄を含む有機化合物2
第10回 アルデヒドとケトン1
第11回 アルデヒドとケトン2
第12回 カルボン酸,エステル,アミド1
第13回 カルボン酸,エステル,アミド2
第14回 アミンと神経伝達物質

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

予習を中心に位置づけ、早めの復習をあわせて、まとまった時間の学習を行うこと。授業ではっきりしなかったことは、できるだけ授業中に質問して解決することが望ましい。復習については、まず理解がおぼつかなかった項目や部分について「授業資料/テキストを中心に」見直すこと。

毎週の授業前後に、次の通り自己学習をするように努めること。
(1) 各回の内容をテキスト/授業資料により予習する。
(2) 授業資料/テキストに従って授業の内容を復習し、理解度を確認する。
(3) 毎回の課題に自分の力で取り組む
(4) 授業で扱った範囲について、テキストなどの問題を解いて理解度を確認する。
特に、(2)(3)のプロセスは最低限度の学習量として重要で、単位認定の目安となります。問題を「テキストを基に自分自身のみで解答し」、次いで「他の文献等の情報などを調べて解答し直す」という活動を、授業ごとに繰り返すのが望ましい。
復習と問題演習で十分な理解が得られていないと思うときは、できるだけ早いタイミングで質問することが望まれる。質問は授業後やmanabaの個別指導コレクションを利用してください。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
期末試験(到達度確認) 90 期末試験の点数を90%の割合で考慮して成績を評価する。構造式の書き方や、構造式 → 名前(その逆)、物理的性質(物性)、化学的性質(反応性や安定性など)の各項目60%以上の得点が必要
平常点 10 毎回の授業後に、授業内容に関連した問題をmanabaの小テストとして出題する予定(解答期限は1週間)。

成績評価の方法・基準(備考)

構造式の書き方や名前の付け方、物理的性質(物性)、化学的性質(反応性や安定性など)について、全く理解できていない項目が複数ある場合は不合格となる。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う/その他

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

補足が必要と判断したときには、基本的にmanabaのお知らせで通知する予定である。状況によっては後の回の授業内で解説を行う。

アクティブ・ラーニングの実施内容

実施しない

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

その他

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

各回の資料・課題の解答などは、manabaにアップロードする予定。
各回の授業の終わりに、responで感想を受け付けます。授業時間外の質問対応は、授業後、またはmanabaの個別指導コレクションにより行い、Q and Aとしてmanabaにアップロードしてクラス全体で共有する予定。

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

2020年5月–現在、国立研究開発法人理化学研究所

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

国立研究開発法人における研究員(有機合成化学)の経験を有する担当教員が、勤務実績を踏まえて講義する。

テキスト・参考文献等

一週間程度前に公開する一部が空欄になったスライドを用いて行う予定である。ただし、著作権的な制限から、事前公開資料には含まず、授業時にのみ映すシートもある。

授業で使用するテキスト
Smith, Janice Gorzynki. スミス基礎有機化学. 村田滋 訳. 東京化学同人, 2021. ISBN: 9784807920143

自学用の参考書
井上正之. 初歩からの有機化学. 東京化学同人, 2022. ISBN: 9784807920235
工藤一秋、渡辺正. 化学はじめの一歩シリーズ4 有機化学. 化学同人, 2015. ISBN: 9784759816341

応用化学科がテキストとして採用している以下の書籍には、より詳しい解説が記載されている。
McMurry, John. マクマリー有機化学(上). 伊東椒, 児玉三明, 荻野敏夫, 深澤義正, 通元夫 訳. 第9版, 東京化学同人, 2017. ISBN: 9784807909124
McMurry, John. マクマリー有機化学(中). 伊東椒, 児玉三明, 荻野敏夫, 深澤義正, 通元夫 訳. 第9版, 東京化学同人, 2017. ISBN: 9784807909131
McMurry, John. マクマリー有機化学(下). 伊東椒, 児玉三明, 荻野敏夫, 深澤義正, 通元夫 訳. 第9版, 東京化学同人, 2017. ISBN: 9784807909148

その他特記事項

参考URL

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