シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ヒンディー・ウルドゥー語(1a)Ⅱ | 2024 | 後期 | 火2 | 総合政策学部 | 村山 和之 | ムラヤマ カズユキ | 1年次配当 | 1 |
科目ナンバー
PS-OW1-HU02
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
指定テキストとプリント教材を用いながら、ヒンディー語の入門(文字、発音、挨拶ことば)、基礎(文法、簡単な日常会話、短い作文)の段階ごとに学んでいきます。 この授業は2限目の(1a)Ⅰの連続する後編にあたります。
入門では、初めて目にするデーヴァナーガリー文字の書き方と発音を繰り返し集中的に練習します。ヒンディー語独特の発音は、独特の文字を借りて現されます。従って文字習得訓練はこの授業においても重要な位置を占めます。通常1~10日もあれば修得できます。正しい発音は必要ですが、それに固執しすぎて学習意欲を失う必要はありません。反復練習により必ずできるようになるよう授業を進めます。
文字はプリントとテキストを使って修得し、発音はテキストに付属しているCDを聴きながら音読練習をおこない、正確なヒンディー語の音を身に付けていきます。
それと並行して、挨拶ことばなどの簡単な会話練習もおこない、まずは声に出す訓練をしていきます。
基礎以降は、テキストに従って基礎的な文法事項、慣用表現や単語を学びます。講師による説明の後、クラス全体から生徒同士のペアでの音読練習、ロールプレーイングやディクテーション(書き取り)によって繰り返しパターン練習をします。各単元が終了するごとに確認テストを実施し、理解の定着と達成度をはかります。
さらに、ビデオや映画、音楽などの視聴覚教材を活用して現代インド社会についての知識を深め、講師の南アジア長期滞在の経験などを通じて、ヒンディー語やインドをより身近に感じられるような授業を進めていきます。
科目目的
ヒンディー・ウルドゥー語開講の目的は、南アジア諸地域と世界中で出会うことになるインド~パキスタン系の人々を、国籍別に理解するだけでなく、国境を跨いでも共通する言語文化の底辺が広がっていることを踏まえて多層的に、かつ対等な立場で理解できるようにすることにあります。
多文化共生社会が大前提としてあるインドでもパキスタンでも、一見するだけで多数の民族文化、宗教文化、言語文化等が混在するようでいて、実は一定の秩序の下に共生社会を構成しているのです。
ヒンディー・ウルドゥー語の学習を通して、南アジア系の人々の考え方、振舞い方の基礎知識を、相手側の立場にたてるように習得すること、そして実践体験を通してより具体的理解を深めることがさらなる到達すべき指標となるのです。
到達目標
1~2年次ではヒンディー語を教科書に沿って、3年次ではヒンディー語の演習とウルドゥー語の基礎が学べ、4年次ではヒンディー語のアドバンスクラスが用意されているヒンディー・ウルドゥー語コース。
このクラス(1a)Ⅱでは、2限目の(1a)Ⅰと連接して、まず南アジアの多様な歴史や文化に触れながらヒンディー語文法の基礎を繰り返し身につけてゆきます。
可能な限り南アジア情勢にアンテナを張って、どんな小さなことでもヒンディー語やインド、パキスタンに関係することは意識的に興味を向けるようにしましょう。。
到達目標としては、今年度は先ず、学習した文法事項内で、インド料理店でヒンディー語で注文ができるようになる、ヒンディー語映画のセリフが幾つか聞き取れて理解できるようになることです。
要は、「自分のヒンディー語が使え、通じること」の実感を体験して欲しいわけです。英語以外の外国語で、模様や暗号にすら見えていた文字が読めるようになり、書けるようになり、映画の中で聞こえてくる台詞の意味が分かった時の感動を体験して欲しいのです。
それらを糧にさらなるヒンディー語の世界へと踏み出してゆく確かな自信を持ってもらうこと。
これこそが、今期における到達目標なのです。
授業計画と内容
第01回 ガイダンス(前期の復習など)
第02回 テキスト第8課の単語と文法
第03回 テキスト第8課の単語と文法(つづき)
第04回 テキスト第9課の単語と文法
第05回 テキスト第9課の単語と文法(つづき)
第06回 テキスト第10課の単語と文法
第07回 テキスト第10課の単語と文法(つづき)
第08回 10課迄の再復習
第09回 南アジア・インドに関する講義、ヒンディー語映画鑑賞テキスト
第10回 テキスト第11課の単語と文法
第11回 テキスト第11課の単語と文法(つづき)
第12回 テキスト第12課の単語と文法
第13回 テキスト第12課の単語と文法
第14回 まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 60 | 100点満点中55点以上を合格条件範囲とします。 |
平常点 | 30 | 授業内での積極性、コメント返信を評価します。 |
その他 | 10 | 学外学習活動への参加等も評価に含めます。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
・町田和彦2008『ニューエクスプレス ヒンディー語(CD付)』白水社(2300円+税)。
・町田和彦『デイリー日本語・ヒンディー語・英語辞典』三省堂(2400円+税)。
適宜プリント教材も配付します。辞書は当面購入する必要はありませんが、開講時に紹介します。
その他特記事項
授業内容は受講者の進捗状況に合わせて変更されます。