シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ヒンディー・ウルドゥー語(1c)Ⅰ | 2024 | 前期 | 木2 | 総合政策学部 | 澤田 彰宏 | サワダ アキヒロ | 1年次配当 | 1 |
科目ナンバー
PS-OW1-HU05
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
【授業の進め方】
指定教科書と配付資料を用いながら、ヒンディー語の入門(文字、発音、挨拶)から基礎(文法、基本的な日常会話、簡単な作文)へ段階ごとに学んでいきます。
入門では、「デーヴァナーガリー文字」とヒンディー語の発音を基本的な表現を用いながら繰り返し練習します。文字と基本的な発音の習得はこの授業においても重要な位置を占めます。初習者にとっては最初は見慣れない文字や聞き慣れない音があるかも知れませんが、反復練習を通じて授業を進めていきます。文字と基本的な表現を何度も書き取り、またそれらを何度も音読していくことで、必ずできるようになるはずです。
基礎以降は、テキストに従い、初級文法、表現・単語を学びます。講師による文法・発音の説明、クラス全体から生徒同士のペアでの音読練習、ロールプレーイングやディクテーションによって、繰り返し練習をします。進行状況に合わせて確認のため小テストを実施し、達成度をはかります。
またビデオや映画、音楽などの視聴覚教材を活用して現代インド社会についての知識を深めます。授業が終わる頃には、ヒンディー語やインドをずっと身近に感じられるような授業を進めていきます。
科目目的
【授業のテーマ】
ヒンディー語は、多言語国家であるインドにおいて「連邦公用語 Official language of the Union」と位置づけられています。近年のインドの経済発展やグローバル化の影響で、日本国内においてもヒンディー語に対する需要が大きく高まっています。
この授業では、ヒンディー語で用いられる「デーヴァナーガリー文字」とその発音を習得するともに、ヒンディー語の初級文法・表現のうち、人称代名詞・コピュラ動詞から動詞の命令形までの知識を獲得します。授業終了時にはヒンディー語で簡単なお願いができるレベルを目指します。
到達目標
【授業の到達目標】
(1) グローバル化に対応した「ヒンディー語」に対する基本的な知識を習得する。
(2) デーヴァナーガリー文字と基本的な発音を習得する。
(3) 初級文法・表現のうち、人称代名詞・コピュラ動詞から動詞の命令形までを習得する。
授業計画と内容
第01回 ガイダンス(ヒンディー語概論)
第02回 文字と発音(発音の体系)
第03回 文字と発音(母音と子音)
第04回 文字と発音(結合子音、補助記号)
第05回 基本表現と文字の練習
第06回 中間試験①(文字の小テスト)、その他
第07回 単語の発音について
第08回 中間試験②(単語発音の小テスト)、その他
第09回 テキスト第1課の文法事項(人称代名詞・コピュラ動詞)、単語・表現の学習
第10回 テキスト第2課の文法事項(文法性・形容詞)、単語・表現の学習
第11回 テキスト第3課の文法事項(直格形・斜格形)、単語・表現の学習
第12回 テキスト第4課の文法事項(命令形)、単語・表現の学習
第13回 テキスト第5課の文法事項(目的語)、単語・表現の学習
第14回 ここまでのまとめ(テキスト第1課~第5課)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 30 | ①デーヴァナーガリー文字、②単語発音、の習得状況を評価する。 |
期末試験(到達度確認) | 30 | 初級文法・表現試験を実施する。 (テキスト第1課から第5課までの習得とその応用を評価する。) |
平常点 | 40 | 授業への参加姿勢、音読練習や作文の課題などの状況を評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
初習言語においては積み重ねが重要です。特段の理由がなく欠席すると、その次の回の内容が分からなくなってしまいます。出席は前提条件ですのでそれ単独で加点はしません。ただし出席率が70%に満たない場合、あるいは指定の課題が提出されない場合はE判定となります。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
・町田和彦 2020『ニューエクスプレス プラス ヒンディー語(CD付)』白水社(2,400円+税)ISBN 978-4560088623
・町田和彦 2018『デイリー日本語・ヒンディー語・英語辞典』三省堂(2,400円+税) ISBN 978-4385122885
別途、授業資料を配付します。参考資料は適宜紹介します。
その他特記事項
授業内容は受講者の進捗状況に合わせて変更されます。