シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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フィジカル・リテラシー(サッカー) | 2024 | 後期 | 月3 | 総合政策学部 | 小林 勉 | コバヤシ ツトム | 1~4年次配当 | 1 |
科目ナンバー
PS-PP1-0002
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この授業では、生涯にわたって心身ともに健康的な生活を送るために、学生が生涯にわたるヘルスプロモーションを展望し、それを実践しうるようになることを主なねらいとしています。とりわけこのプログラムでは、自分たち自身で「主体的に」スポーツに取り組みながら、ヘルス実現に向けてスポーツを展開していく能力を高めることを主たる目的としています。サッカーを素材にしながら、実際のスポーツ現場でマネジメントを体験しつつ、ボールを蹴る楽しさを、仲間とともに実感できる時間を創り上げていく。このことが、授業全体を通じた大きなテーマとなります。
科目目的
この科目は、カリキュラム上のスポーツ健康政策科目として位置付けられていることから、この科目での学習を通じて、学生が生涯スポーツに対する認識を深めるとともに、フィジカルリテラシーに対する基礎的な知識を習得することを目的としています。
到達目標
自分たち自身で「主体的に」スポーツに取り組みながら、ヘルスプロモーションに向けた日々の実践が展開できると同時に、技術水準の異なる参加者どうしにおいてもスポーツを楽しくプレーすることができるようになる。
授業計画と内容
アクセスできる施設や用具をできるだけ有効に活用しながら、自分たちが「楽しめる」スポーツの時間を教員と受講者の皆さんが一緒になって創り上げていくことになります。毎回、コーディネート班を中心に授業を展開していきます。コーディネート班は、参加者全体が楽しめるような独自のアイデアを企画しながら、現場でのスポーツ・マネジメントを体験することになります。
第1回:学生に授業全体について説明するオリエンテーション授業
第2回:スポーツ空間をマネジメントする際の基本的事項①:対人交流までのアプローチ
第3回:スポーツ空間をマネジメントする際の基本的事項②:仲間づくりの基礎知識
第4回:スポーツ空間をマネジメントする際の基本的事項③:仲間づくりの実践手法
第5回:スポーツ空間をマネジメントする際の基本的事項④:体ほぐし運動
第6回:グループダイナミクスについて①:初級編
第7回:グループダイナミクスについて②:中級編
第8回:グループダイナミクスについて③:上級編
第9回:スポーツ・マネジメントの実践:スキルの観点から
第10回:スポーツ・マネジメントの実践:攻撃戦術の観点から
第11回:スポーツ・マネジメントの実践:守備戦術の観点から
第12回:スポーツ・マネジメントの実践:フローという観点から
第13回:スポーツ・マネジメントの実践:攻守の切り替えという観点から
第14回:授業全体のまとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。個別の指示がない限りは、特に必要ありません。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 20 | フィジカルリテラシーについての基礎知識を理解した上でグループダイナミクスの観点から、それを実践できるかどうかを評価します。 |
平常点 | 80 | 授業への出席、受講態度の状況を基準とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
海外にてナショナルチームのコーチとして活動し、数多くの国際大会への実績を有する。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
海外にてナショナルチームのコーチとして活動し、数多くの国際大会への実績を有することから、実際の現場におけるスポーツプログラミングについて、通常の国内スポーツ指導者とは異なる視点から、フィジカルリテラシーの重要性について伝えることができる。
テキスト・参考文献等
適宜指示する。
その他特記事項
サッカーをプレーするのに相応しいシューズを準備することなど、運動できる服装で授業にのぞんでください大学が実施する健康診断の心電図検査を受診し、運動をすることに問題がないことを確認していること。
身体が不調のときは授業前に必ず申し出るなど、体調がすぐれないときは決して無理をしないようにしてください。
なお、コロナ禍の状況次第ではオンラインでの講義となる可能性がある旨、十分に留意すること。ただし、オンラインでの講義形態となったとしても、大学内で「友達づくり」を実践する上で、またとない授業環境が提供できるよう、担当教員として最大限に尽力致します。