シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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環境テクノロジーⅡ | 2024 | 後期 | 火5 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 中川 直子 | ナカガワ ナオコ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-VI5-RC12
履修条件・関連科目等
特になし。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
環境テクノロジーⅠに引き続き、水質・土壌・大気汚染,廃棄物問題,地球温暖化、生物多様性など,様々な地球環境問題とその対応策を述べた講義を行う。また、それらの技術に実際に携わっている企業の方にも1~2回来校していただき話していただく。受講生は質疑応答やディスカッションを通しながら思考を深める。環境テクノロジーⅠとは異なり、論文を読んでその内容を発表する課題は出さないが、課題を出す場合は、作業時間は授業内に設けるようにする。さらに状況が許せば、環境問題対応策に関するフィールドトリップ(現場見学など)も行う。
科目目的
様々な地球環境問題とそれらに対する対応策について理解を深める
到達目標
微生物の食品・環境保全・農業など様々な分野における効果的な利用法について考察できるようになることや、新聞等で取り上げられている様々な環境問題について、その背景と原因を理解でき、自分なりの解決方法を論理的に思考し提示できるようになることが目標である。また、自分を取り巻く物質の循環について思いを巡らせることができるようになる。
授業計画と内容
本授業の大半は講義形式だが、質疑応答やディスカッションを通じて、対象となる環境問題について、受講生全員が理解できるようにする。途中で課題作成の時間も設け、学生は課題の発表を行う。
(1)講義概要説明・ガイダンス
(2)生物多様性保全技術
(3)大気汚染対策技術
(4)水質汚染対策技術
(5)土壌汚染対策技術
(6)温暖化問題とその対応策
(7)エネルギー問題とその対応策
(8)環境と微生物
(9)環境とトイレ
(10)循環型社会のための取り組み事例
(11)課題作成作業
(12)課題作成作業
(13)学生による課題発表
(14)総括・まとめ
受講生の人数により講義形式の授業回数などが変わる可能性があります。
状況が許せば、現場見学も行います。
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業前にmanabaに掲載する資料に目を通した上で出席すること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 質疑応答など授業への積極性などを総合的に評価する |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
土壌汚染対策技術
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
地球環境問題に対してより理解を深めるために、企業の方を授業に招いて、ある環境問題に対して実際に企業はどのような対応をしているのかなど、企業人の視点からお話ししていただく
テキスト・参考文献等
教科書は特に指定しない。以下は参考書。
すばらしい未来に向けた環境予想(中川直子 共著, 創成社, ISBN 978-4-7944-3245-2)
ウンチの経済学(中川直子 共著, 八千代出版, ISBN 978-4-8429-1834-1)
イノベーションの未来予想図(中川直子 共著, 創成社, ISBN 978-4-7944-3227-8)
地方創生読本-千葉県浦安市編-(中川直子 共著,五絃舎, ISBN 978-4-86434-169-1)
資源循環型トイレへの軌跡(中川直子 共著,ブックウェイ, ISBN 978-4-907439-33-0)
環境微生物学(久保幹、森﨑久雄、久保田謙三、今中忠行 著、化学同人)
応用微生物学(塚越規弘 編、朝倉書店)
微生物利用の大展開(今中忠行 監修、エヌ・ティー・エス)