シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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FLP演習C(ジャーナリズム) | 2024 | 通年 | 土5 | 学部間共通科目 | 松野 良一 | マツノ リョウイチ | 4年次配当 | 4 |
科目ナンバー
UW-IF4-F03S
履修条件・関連科目等
①ジャーナリスト(報道記者、ディレクター)を目指す学生。
②「社会正義を実現したい」という強い意思のある学生。
③「なんでも見てやろう、聞いてやろう」という旺盛な好奇心がある学生。
④ドキュメンタリー作品やルポルタージュなどのアウトプットを出したい学生。
⑤埋もれている事実を掘り起こす調査報道実践に関心と意欲がある学生。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
【テーマ】ドキュメンタリー制作およびノンフィクション執筆の実践
①ドキュメンタリー制作
②国内外取材プロジェクトの遂行とアウトプット
③「中央評論」のグラビア、特集、などへの執筆、出版活動
科目目的
ドキュメンタリー制作とノンフィクション執筆の実践を通して、多様な能力を開発すること。
到達目標
①基礎的なドキュメンタリー制作能力を養う②取材活動の基礎を学び、実際に国内外でインタビューしノンフィクションの文章としてまとめる③チームワークで活動し協調性と自信を養う。
授業計画と内容
1.ガイダンス
2.ルポルタージュ方法論①取材対象をどう見つけるか
3.ルポルタージュ方法論②企画書をどう描くか
4.ルポルタージュ方法論③プレゼンテーション
5.ルポルタージュ方法論④事前取材
6.ルポルタージュ方法論⑤本取材と撮影
7.執筆方法論①執筆の基本
8.執筆方法論②話し言葉と書き言葉
9.執筆方法論③句読点
10.執筆方法論④写真の挿入
11.執筆方法論⑤展開と物語
12.取材方法論①アポの取り方
13.取材方法論②インタビューの基礎
14.取材方法論③インタビューの応用
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15.取材方法論④雑観の描き方
16.事例から学ぶ①事件事故報道
17.事例から学ぶ②Act Locally, Think Globallyとは
18.事例から学ぶ③戦跡からの物語展開
19.事例から学ぶ④人物ドキュメンタリー
20.事例から学ぶ⑤構成ドキュメンタリー
21.報告書作成実習①基本的な構成
22.報告書作成実習②目次だて
23.報告書作成実習③写真、図、表の表記
24.報告書作成実習④文体とストーリーテリング
25.報告書作成実習⑤ルポルタージュの方法
26.各自のプレゼンとディスカッション①前半Gの発表
27.各自のプレゼンとディスカッション②後半Gの発表
28.総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
番組制作およびノンフィクション執筆のための学外活動が、必要に応じて入る。合宿(9月、3月)。ゼミ時間以外に、編集、執筆などの活動。
【実態調査】
国内取材のほか、台湾、韓国、ベトナムなどでの海外取材プロジェクトが入る。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 企画から作品の完パケまでの作業をこなすこと。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
オンラインを使った講義とディスカッションを活用する。
対面授業と組み合わせる。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
担当教員は、1982年4月~1991年12月の期間、朝日新聞社の記者として、社会部関連の事件事故、疑獄事件の取材に当たった後、1992年1月~2003年4月の期間、TBS東京放送でディレクター・プロデューサーとしてドキュメンタリー番組の制作およびデジタル番組の開発を担当した。さらに、TBS在職中には、1996年8月~1997年9月の期間、フルブライトジャーナリストとしてHarvard Medical School, Center for Bioethicsに研究員留学した。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
実務家としての経験によって得られた知見は、授業内容に直接的に深く関係している。特に事例研究、KJ法、データマイニングの方法論については、実社会のデータを収集・解析していた経験を活かした授業を行う。
テキスト・参考文献等
テキスト:
松野良一著『総合的な学習のための映像制作マニュアル』田研出版
参考書:
松野良一編著『映像制作で人間力を育てる』田研出版
松野良一編著『戦争を生きた先輩たちⅠⅡ』中央大学出版部
松野良一編『証言で学ぶ沖縄問題』中央大学出版部
松野良一編『戦争の記憶をつなぐ』中央大学出版部
その他特記事項
語学力(英語、アジア系言語)があることが望ましい。
参考URL
https://www.youtube.com/@TamatanArchives