シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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FLP演習C(国際協力) | 2024 | 通年 | 金6 | 学部間共通科目 | 林 光洋 | ハヤシ ミツヒロ | 4年次配当 | 4 |
科目ナンバー
UW-IF4-F03S
履修条件・関連科目等
(1) 正規の演習(本ゼミ)、サブゼミ、その他関連行事・イベント(学内外)等に毎回出席し、議論・各種活動に自主的に、積極的に参加できる学生
(2) FLP国際協力プログラム林ゼミ内の他のメンバー(2年生ゼミ、3年生ゼミ、4年生ゼミ)、さらには経済学部の林ゼミメンバー(2年生ゼミ、3年生ゼミ、4年生ゼミ)と協力して、チームワークよくゼミ運営、ゼミ活動のできる学生
(3) 2年生で2年生論文(グループ)、3年生で3年生論文(グループ)、4年生で修了(卒業)論文(個人)を執筆できる学生
(4) 2年次から4年次までの3年間、FLP林ゼミで勉強を続けることのできる学生
(5) 本演習に加えて、原則、林の他の授業(「国際開発論」、「国際協力論」等)も履修(同名科目が自学部にある場合は聴講)する学生
(6) 将来の夢や目標を実現するために、林ゼミを通じて、本気で自らの能力を伸ばし、成長したいと希望し、そのためにゼミの活動に一生懸命打ち込むことのできる学生
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
修了/卒業論文では、英語の文献や資料を使ってもらいます。
授業の概要
【テーマ】発展途上国の格差・貧困問題と経済・社会開発:学際的・現場重視型アプローチ
発展途上国の実態を把握し、開発の阻害要因あるいは促進要因を理解するためには、学問間の壁を乗り越えて考える柔軟な姿勢が必要であると同時に、拠って立つ基本的な考え方の枠組みを身につけることも重要です。また、開発分野は、他の分野以上に現場の感覚を併せ持つことが求められます。そこで、本演習は、開発経済学(Development Economics)に軸足を置きつつ、経済学だけでなく、政治学、法学、経営学、社会学、教育学、保健学、理学、工学、農学等の学問体系を学際的に駆使する開発学(Development Studies)の枠組みも借りながら、研究の対象を経済面に限定せず、教育、保健・医療、ジェンダー、環境等の社会・環境面へも広げ、幅広い分野の開発問題を扱っていきます。本演習は、3年間で下記の分野、項目を学ぶ一貫教育を目指しています。
(1) 開発経済学:開発経済学の基礎と潮流
(2) 格差と貧困:格差・貧困の現状・原因・削減策、経済成長・格差・貧困の関係、貧困とマイクロファイナンス
(3) 産業開発と海外直接投資:農業開発、工業開発、経済発展と中小企業開発、貿易と海外直接投資、CSR、BOPビジネス、ソーシャル・ビジネス、インクルーシブ・ビジネス
(4) 社会開発:教育開発、保健・衛生・医療開発、人口問題、ジェンダー問題
(5) 環境と開発:環境・資源・エネルギーと開発
(6) アジア経済発展の経験:日本の経験、アジア発展途上国の経験、アジアの経験とアフリカ
(7) 国際協力:ODA、国際開発機関、NGOs、民間企業の国際協力、MDGs/SDGs、フェアトレード
科目目的
学部横断型のこの演習科目を通じて、発展途上国の開発や国際協力をなぜ行なう必要があるのか、それらをどのように行なうべきなのか、それらはどのような効果・影響があるのか、それらにはどのような限界・課題があるのか等について、開発経済学をベースにしつつも学際的に学んだり、現場を経験したりしながら、関連する知識やスキルを習得し、自らの能力を大きく成長させることを目的としています。
到達目標
発展途上国、経済発展、経済開発、社会開発、国際協力などのテーマに興味をもち、それら分野の調査・研究、実践的な活動の体験を通じて、発展途上国の格差縮小・貧困削減、国造りに何らかの形で、自主的に、積極的に関与・貢献したいと希望し、それを将来実現することのできる人材の育成を目指します。
授業計画と内容
文献からの知識獲得を基本にしますが、開発の現場を知っている方々への接触・インタビューなどを通じて、教室と現場をつなぐことのできるような授業や活動を試みます。具体的には、
(1) 文献を講読/輪読し、レジュメの作成・発表、議論を行ないます。
(2) 専門家との交流を通じて現場の情報・感覚の獲得・吸収に努めます。2007年度以降、国連開発計画(UNDP)、世界保健機関(WHO)、国連工業開発機関(UNIDO)、国連世界食糧計画(WFP)、世界銀行、アジア開発銀行(ADB)、米州開発銀行(IDB)、外務省、JICA、国立国際医療研究センター国際医療協力局グローバルヘルス政策研究センター、日本赤十字社、国際開発センター、三菱UFJリサーチ&コンサルティング、日本経済研究センター、日本鉄鋼連盟、廃棄物・3R研究財団、A&Mコンサルタント、システム科学コンサルタンツ、JIN、日本ユニセフ協会、アジア・コミュニティ・センター21、シャンティ国際ボランティア会、第三世界ショップ、地球の友と歩む会、LOOB、アイキャン、AHHA Education、日本グローバル・イニシアティブ協会、ミャンマー日本・エコツーリズム、三井物産、双日、日揮、東洋エンジニアリング、IHI、電通、ゼンショーホールディングス、楽天グループ、ブルードットグリーン等、国際機関、援助実施機関、調査機関、開発コンサルタント企業、NGOs、民間企業からゲストを招いたり、訪問したりして講義をしてもらっています。
(3) 3年次の1年間を使って、本格的な研究プロジェクトを実施します。その中の1つのコンポーネントとして、ゼミ員の希望の強さ、やる気の大きさ、学習到達度、準備の程度等に応じて、途上国での現地調査(3年次の夏)を検討します。2010年度はラオスを、2011年度、2016年度、2017年度、2019年度、2022年度、2023年度はフィリピンを、2015年度、2018年度はインドネシアを訪問しました。2020年度および2021年度は、フィリピンを対象に研究を行ないました。残念ながら、この2年間は、ともに新型コロナウィルス感染症の影響で現地調査を実施できませんでした。しかし、フィリピン側の多くの調査対象者にオンラインでインタビュー調査やアンケート調査を行ないました。2023年度は、①フードバンクの情報共有と在庫管理、②コミュニティ防災と住民組織、③アグロフォレストリーと農民組織、の3つのテーマで研究を行ない、最終的に英語で論文(200ページ前後)をまとめました。現地調査を含むこの研究プロジェクトは、教員主導ではなく、学生が自分たちで計画を立て、実施していくものです。
(4) 2011年度以降、ゼミ学生が、自主的に中学校、高校を対象に訪問授業/模擬授業を実施しています。2018年度はフィリピン現地調査と国際協力を主なテーマにして、神奈川県内および東京都内の高校、中学校、小学校の10校で、2019年度はインドネシアでの現地調査を主要なテーマにして、5つの高校と中学校で訪問授業を行ないました。 2023年度は、高校5校、中学校1校の合計6校を対象にして訪問授業/模擬授業を行ないました。
(5) 2009年度、2010年度は、JICA地球広場の「学生だって、卒業したって国際協力!」イベントの実施を裏方として手伝い、2011年度は「グローバルフェスタJAPAN」(「国際協力の日」のイベント)にJICA学生支部として参加し、学生ブース開設と「震災復興と国際協力」のパネル・ディスカッション開催の企画・運営を担当し、国際協力関係者・団体とのネットワーク形成の機会を得ました。
(6) 2007年度以降、状況が許す年には、早稲田大学等のゼミとのインカレ合同ゼミ(報告・討論会)を年1-2回開催しています。
(7) 2007年度以降の白門祭では、FLP林ゼミの学生が中心になり、経済学部林ゼミの学生も参加して、フェアトレードの企画を立て、実行しました。フェアトレード商品の店を構えるとともに、NGOs(草の根援助運動、ACE、第三世界ショップ、フェアトレード・ラベル・ジャパン等)や企業(ピープルツリー、森永製菓、スターバックス、ベン&ジェリーズ、ゼンショーホールディングス、楽天グループ等)からゲストを招き、フェアトレードをテーマにした講演会を行なってきました。中央大学生協で年2回開催されるフェアトレード・フェアの企画・実施も行なっています。 2023年度は、大学の図書館と協力してフェアトレード関連の図書等を展示する「フェアトレード展」を開催しました。
(8) 2016年度以降、日本ユニセフ協会の職員を招聘しての特別授業や合同の講演会/ワークショップを開催したり、ユニセフ募金活動を実施したりしました。 2023年度は、「途上国の児童労働」をテーマにして合同講演会を開催しました。募金は、対面とオンラインの両方で実施しました。
などの学習および実践的活動を行なっています。主に上記で学んだことにもとづいて、2年次には2年生論文(グループ)、3年次には3年生論文(グループ)、4年次には修了(卒業)論文(個人)を執筆してもらいます。なお、下記にも留意してください。
①課題の作成や統計資料の整理・加工のために、最低限のパソコン技術(ワード、エクセル、パワーポイント程度)を身につけておいてください。開発経済学の理解のために、また文献の講読、現地調査の実施のために、基本的な経済学の知識や英語の能力の向上に各自努めてください(入ゼミ後でも十分に間に合います)。
②OG/OBとの接触が盛んです。毎年1月に新年会を実施しています。海外の開発系大学院へ留学したOG/OB(英国のロンドン大学大学院、サセックス大学大学院、ブラッドフォード大学大学院、イースト・アングリア大学大学院、スイスの国際・開発研究大学院、etc.)が10人以上いますし、国際協力に直接携わっているOG/OB(国連工業開発機関(UNIDO)、世界保健機関(WHO)、外務省、JICA、JICA海外協力隊(青年海外協力隊)、日本赤十字社、etc.)もいます。それらOG/OBが折に触れ特別授業等に来てくれます。
暫定的な授業計画は下記の通りですが、履修者の人数、希望、ゲストによる特別授業、各種イベント等によって変更されます。特別な状況を除き、原則、教室で対面形式の授業(面接授業)を行ないます。
1. 4年次のゼミ活動:イントロダクション
2. 4年次修了論文の執筆に関するガイダンス
3. 4年次修了論文の研究計画書作成(1)(仮説/RQsの設定、理論的枠組み、論理性)
4. 4年次修了論文の研究計画書作成(2)(材料、参考文献/資料、分析方法)
5. 輪読(1)開発経済学系テキスト(A)第1回、および4年次ゼミ特別活動準備(1)(実習:高校訪問授業の説明)
6. 輪読(2)開発経済学系テキスト(A)第2回
7. 輪読(3)開発経済学系テキスト(A)第3回、および4年次ゼミ特別活動準備(2)(実習:中学校訪問授業の説明)
8. 4年次修了論文(研究計画書)発表(1)(プレゼンテーション:Aグループ)
9. 輪読(4)開発経済学系テキスト(A)第4回
10. 4年次修了論文(研究計画書)発表(2)(プレゼンテーション:Bグループ)
11. 輪読(5)開発経済学系テキスト(A)第5回
12. 輪読(6)開発経済学系テキスト(A)第6回、および4年次ゼミ特別活動準備(3)(実習:ユニセフ・プロジェクトの説明)
13. 輪読(7)開発経済学系テキスト(A)第7回
14. 輪読(8)開発経済学系テキスト(A)第8回、および前期まとめ
15. 4年次ゼミ特別活動準備(4)(実習:高校/中学校訪問授業の授業計画)
16. 4年次修了論文(中間)発表(1)(プレゼンテーション:Aグループ)
17. 輪読(9)開発経済学系テキスト(B)第1回、および4年次ゼミ特別活動準備(5)(実習:ユニセフ・プロジェクトの事業計画)
18. 4年次修了論文(中間)発表(2)(プレゼンテーション:Bグループ)
19. 輪読(10)開発経済学系テキスト(B)第2回、および4年次ゼミ特別活動準備(6)(実習:高校訪問授業のリハーサル)
20. 輪読(11)開発経済学系テキスト(B)第3回、および4年次ゼミ特別活動準備(7)(実習:中学校訪問授業のリハーサル)
21. 輪読(12)開発経済学系テキスト(B)第4回、および4年次ゼミ特別活動準備(8)(実習:ユニセフ・プロジェクトのリハーサル)
22. 4年次修了論文(ドラフトファイナル)発表(1)(プレゼンテーション:Aグループ)
23. 4年次修了論文(ドラフトファイナル)発表(2)(プレゼンテーション:Bグループ)
24. 輪読(13)開発経済学系テキスト(B)第5回
25. 輪読(14)開発経済学系テキスト(B)第6回
26. 4年次修了論文(ファイナル)発表(1)(プレゼンテーション:Aグループ)
27. 4年次修了論文(ファイナル)発表(2)(プレゼンテーション:Bグループ)
28. ゼミ活動まとめ
なお、輪読では、開発経済学、国際開発、国際協力等の分野のテキストを使用します。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・輪読担当者のグループには担当箇所のレジュメを作成し、授業で報告してもらいます。そのための作成準備、調整等は、授業時間外で行なってもらいます。
・輪読担当者以外も事前にテキストを読んでから毎回の授業に参加し、授業中に必ず発言(質問、コメント、追加情報の提供等)してもらいます。
・授業計画の欄ですでに説明したように、履修者の努力と希望、さらに新型コロナウィルスの感染状況に応じて、小学校、中学校、高校向けの訪問授業、グローバルフェスタ出展、他大学とのインカレ合同ゼミ、フェアトレード関連の活動、UNICEF関連イベント、その他の授業時間外、教室外の活動を実施する予定です。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | ・4年次の修了/卒業論文の執筆作業・内容(40%) |
平常点 | 60 | ・輪読時におけるレジュメの内容、報告(10%) ・授業等における議論への参加度(10%) ・ゼミメンバーとの協力(10%) ・上記以外のゼミに関連する活動における参加度・貢献度等(30%) |
成績評価の方法・基準(備考)
授業への毎回の出席が評価の前提条件です。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
授業の中で研究計画書、修了/卒業論文を報告してもらう際、口頭で助言・コメントをします。また、リクエストがあれば、メールでもコメントします。
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク/その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
・毎回の輪読では、複数のメンバーがグループとして事前に準備し、当日報告(プレゼンテーション)を行ない、報告者以外のメンバーも必ず発言(質問、コメント、追加情報の提供等)し、その発言をベースにして、履修者全員で積極的にディスカッションをします。
・中学校・高校への訪問授業および日本ユニセフ協会とのコラボレーション事業(講演会、募金活動)は、4年生が中心になって、プロジェクトとして実施します。両プロジェクトとも、先方との打ち合わせから実施まで、すべて学生主体で行ないます。
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
・対面授業を実施できないような状況になれば、Web会議システムを使って授業を行なう予定です。
・世界銀行等のオンライン・データベースの使用方法について実習を行なう予定です。
・中学校・高校への訪問授業とユニセフとのコラボ事業(講演会、募金活動)は、状況によっては、オンライン・ベースで実施することもあります。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
詳しくは、下記URLを参照してください。
https://c-research.chuo-u.ac.jp/html/100002978_ja.html
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
これまで途上国の開発現場、国際協力の現場で経験してきたことを、授業の関連する場面で紹介します。
テキスト・参考文献等
授業開始後、適宜紹介しますが、日本語文献であれば、
・ 大塚啓二郎、2023年、『「革新と発展」の開発経済学』、東洋経済新報社.
・ 大塚啓二郎、2020年、『なぜ貧しい国はなくならないのか:正しい開発戦略を考える(第2版)』、日本経済新聞出版社.
・ 大坪滋、木村宏恒、伊藤早苗編、2009年、『国際開発学入門』、勁草書房.
・ 黒崎卓、栗田匡相、2016年、『ストーリーで学ぶ開発経済学:途上国の暮らしを考える』、有斐閣.
・ 小松太郎編、2016年、『途上国世界の教育と開発-公正な世界を求めて』、上智大学出版/ぎょうせい.
・ 斎藤優、1995年、『国際開発論:開発・平和・環境』、有斐閣.
・ 佐藤寛編、2007年、『テキスト社会開発:貧困削減の新たな道筋』、日本評論社.
・ 佐原隆幸、徳永達己、2016年、『国際協力アクティブ・ラーニング:ワークでつかむグローバルキャリア』、弘文堂.
・ ジェトロ・アジア経済研究所他編、2015年、『テキストブック開発経済学(第3版)』、有斐閣.
・ 下村恭民、他、2016年、『国際協力 第3版:その新しい潮流』、有斐閣.
・ 世界銀行、1994年、『東アジアの奇跡:経済成長と政府の役割』、東洋経済新報社.
・ 坪井ひろみ、2006年、『グラミン銀行を知っていますか:貧困女性の開発と自立支援』、東洋経済新報社.
・ 速水佑次郎、2000年、『開発経済学:諸国民の貧困と富(新版)』、創文社.
・ 山本敏晴、2012年、『「国際協力」をやってみませんか?:仕事として、ボランティアで、普通の生活でも』、小学館.
・ 渡辺利夫、2010年、『開発経済学入門(第3版)』、東洋経済新報社.
・ D. アセモグル、J. ロビンソン、2013年、『国家はなぜ衰退するのか : 権力・繁栄・貧困の起源』、早川書房.
・ A. アトキンソン、2015年、『21世紀の不平等』、東洋経済新報社.
・ A. バナジー、E. デュフロ、2012年、『貧乏人の経済学:もういちど貧困問題を根っこから考える』、みすず書房.
・ R. チェンバース、1995年、『第三世界の農村開発:貧困の解決 私たちにできること』、明石書店.
・ P. コリアー、2008年、『最底辺の10億人:最も貧しい国々のために本当になすべきことは何か?』、日経BP社.
・ E. デュフロ、2017年、『貧困と闘う知:教育、医療、金融、ガバナンス』、みすず書房.
・ W. イースタリー、2009年、『傲慢な援助』、東洋経済新報社.
・ M. エスワラン、A. コトワル、2000年、『なぜ貧困はなくならないのか:開発経済学入門』、日本評論社.
・ FLO、IFAT、NEWS、EFTA編、2008年、『これでわかるフェアトレードハンドブック:世界を幸せにするしくみ』、合同出版.
・ J. リン、2016年、『貧困なき世界:途上国初の世銀チーフ・エコノミストの挑戦』、東京経済新報社.
・ B. ミラノヴィッチ、2012年、『不平等について:経済学と統計が語る26の話』、みすず書房.
・ D. モヨ、2010年、『援助じゃアフリカは発展しない』、東洋経済新報社.
・ S. ナヤ、2013年、『アジア開発経済論:持続的成長、貧困削減、危機克服の経験』、文眞堂.
・ T. ピケティ、2014年、『21世紀の資本』、みすず書房.
・ C. K. プラハラード、2005年、『ネクスト・マーケット:「貧困層」を「顧客」に変える次世代ビジネス戦略』、英治出版.
・ M. ラヴァリオン、2018年、『貧困の経済学 上・下』、日本評論社.
・ J. サックス、2006年、『貧困の終焉:2025年までに世界を変える』、早川書房.
・ A. セン、2002年、『貧困の克服:アジア発展の鍵は何か』、集英社.
・ A. セン、J. ドレーズ、2015年、『開発なき成長の限界:現代インドの貧困・格差・社会的分断』、明石書店.
・ J. スティグリッツ、2012年、『世界の99%を貧困にする経済』、徳間書店.
・ M. P. トダロ、S. C. スミス、2010年、『トダロとスミスの開発経済学』、ピアソン.
・ M. ユヌス、2008年、『貧困のない世界を創る:ソーシャル・ビジネスと新しい資本主義』、早川書房.
などが参考になります。なお、本演習履修者は、日本経済新聞を読むように心がけてください。
その他特記事項
プログラム、イベントが盛りだくさんで、忙しいゼミです。ゼミ活動を充実させるには、またそれを楽しむためには、メンバーの自主性/主体性とやる気が必要です。根性があり、FLP林ゼミに学生生活をかけることのできる皆さんを歓迎します。
参考URL
【林ゼミホームページ】
https://mhayashi.r.chuo-u.ac.jp/hp/
【中央大学ホームページ Go Global サイト等、林ゼミの活動、林ゼミOG/OB紹介、その他】
http://globalization.chuo-u.ac.jp/global_person/ginterview/gg/2013/05/328/(OB:三井物産)
http://globalization.chuo-u.ac.jp/global_person/gmessage/2014/06/1621/(OG:国連工業開発機関)
http://globalization.chuo-u.ac.jp/global_person/gmessage/2013/04/1754/(OG:青年海外協力隊ザンビア)
http://globalization.chuo-u.ac.jp/global_person/gmessage/2016/05/5829/(OB:青年海外協力隊ウガンダ)
http://globalization.chuo-u.ac.jp/global_person/gmessage/2014/08/1617/(OG:日本赤十字社)
https://globalization.chuo-u.ac.jp/global_person/gmessage/2016/05/5900/(OB:三菱UFJリース)
https://globalization.chuo-u.ac.jp/report/action/2015/12/4876/(OG:JICAボランティアセミナー)
http://globalization.chuo-u.ac.jp/report/action/2017/10/8251/(JICA特別授業)
http://globalization.chuo-u.ac.jp/report/action/2017/11/8396/(WFP特別授業)
https://globalization.chuo-u.ac.jp/report/action/2017/11/8407/(FACT生協フェアトレード・フェア)
https://globalization.chuo-u.ac.jp/report/action/2017/12/8629/(FACTフェアトレード(スターバックス)講演会)
https://globalization.chuo-u.ac.jp/report/action/2017/12/8520/(ユニセフ特別授業)
https://globalization.chuo-u.ac.jp/report/action/2017/12/8550/(ユニセフ・プロジェクト)
https://globalization.chuo-u.ac.jp/report/action/2018/11/9864/(FACTフェアトレード・フェア)
https://globalization.chuo-u.ac.jp/report/action/2018/11/9913/(ユニセフ・プロジェクト)
http://globalization.chuo-u.ac.jp/report/action/2018/12/9969/(JICA特別授業)
http://globalization.chuo-u.ac.jp/report/action/2019/01/10141/(WFP特別授業)
http://globalization.chuo-u.ac.jp/report/action/2019/06/10798/(アジア・コミュニティ・センター21特別授業)
https://globalization.chuo-u.ac.jp/report/action/2019/06/10851/(日本赤十字社特別授業)
https://globalization.chuo-u.ac.jp/report/action/2019/10/11338/(OB:三井物産特別授業)
http://globalization.chuo-u.ac.jp/report/action/2019/12/11717/(JICA特別授業)
https://globalization.chuo-u.ac.jp/report/action/2019/11/11657/(FACTフェアトレード・フェア)
https://globalization.chuo-u.ac.jp/report/action/2020/01/11853/(世界銀行特別授業)
https://globalization.chuo-u.ac.jp/report/action/2020/01/11842/(ユニセフ・プロジェクト)
https://globalization.chuo-u.ac.jp/report/action/2020/02/12022/(OG:JIN特別授業)
https://yab.yomiuri.co.jp/adv/chuo/people/20200730.php(OB:外務省)
https://www.chuo-u.ac.jp/media/hakumon/2021_04/2021_04-07.pdf?1652233320470(FACTフェアトレード(ゼンショーHD)講演会)
https://www.chuo-u.ac.jp/media/hakumon/2023_03/2023_03-06.pdf?1697974910521(FACTフェアトレード・フェア4年ぶりに開催)
https://globalization.chuo-u.ac.jp/report/action/2023/12/17493/(OB:JICAボランティアセミナー)
【中央大学経済学部ホームページ ゼミ紹介】
https://econ.r.chuo-u.ac.jp/seminar/hayashi.html
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/economics/news/2016/11/13946/(高校訪問授業)
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/economics/news/2018/12/14082/(小学校・中学校・高校訪問授業)
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/economics/news/2019/09/45644/(OB:三井物産特別授業)
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/economics/news/2019/12/47315/(OG:JIN特別授業)
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/economics/news/2020/11/51876/(高校訪問授業)
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/economics/news/2021/07/55305/(FACTフェアトレード(ゼンショーHD)講演会)
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/economics/news/2021/11/57265/(ユニセフ×林ゼミの講演会)
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/economics/news/2021/12/57533/(OB:三井物産特別授業)
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/economics/news/2021/12/57712/(OG:JICA講演会)
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/economics/news/2022/06/61191/(浦和学院高校向け特別授業)
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/economics/news/2022/09/62614/(神奈川県立相模原高校向け特別授業)
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/economics/news/2022/10/62739/(FACTフェアトレード(フェアトレード・ラベル・ジャパン)講演会)
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/economics/news/2022/10/62808/(アジア・コミュニティ・センター21特別授業)
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/economics/news/2022/10/63010/(中央大学高校向け訪問授業)
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/economics/news/2022/11/63523/(ユニセフ×林ゼミの合同講演会)
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/economics/news/2023/01/64108/(FLP国際協力プログラム期末成果報告会)
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/economics/news/2023/01/64139/(FACTによるフェアトレードのオンライン授業)
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/economics/news/2023/04/65489/(中大附属と「SDGs放課後プロジェクト」)
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/economics/news/2023/04/65751/(中大杉並高校のグルーバルプロジェクトに協力)
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/economics/news/2023/05/65994/(国立国際医療研究センター国際医療協力局グローバルヘルス政策研究センター特別授業)
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/economics/news/2023/05/66108/(品川女子学院が林ゼミの授業に参加)
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/economics/news/2023/06/66774/(OG:JIN特別授業)
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/economics/news/2023/07/67050/(浦和学院高校向け特別授業)
https://econ-picks.r.chuo-u.ac.jp/2023-08-06-1056/(FACTフェアトレード活動レポート)
https://econ-picks.r.chuo-u.ac.jp/2023-10-09-1083/(OB:JICA海外協力隊(旧青年海外協力隊))
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/economics/news/2023/11/68594/(楽天グループ特別授業)
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/economics/news/2023/12/69136/(JICA特別授業)
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/economics/news/2023/12/69339/(OB:JICAボランティアセミナー)
【中央大学ホームページ 林光洋の紹介】
https://c-research.chuo-u.ac.jp/html/100002978_ja.html
https://sites.google.com/g.chuo-u.ac.jp/gradbun-teachingstaff/search01/21
https://www.chuo-u.ac.jp/uploads/2023/08/academics_graduateschool_economics_staff_01_20230830.pdf?1697974358461