シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
FLP演習A(スポーツ・健康科学) | 2024 | 通年 | 木6 | 学部間共通科目 | 浦谷 郁子 | ウラタニ イクコ | 2年次配当 | 4 |
科目ナンバー
UW-IF2-F01S
履修条件・関連科目等
履修者には、スポーツにおける時事問題や過去から現在の変化など、時事問題に興味関心を持ってほしい。そして、その文献や記事が信憑性の高いものを選択し、正しく時事問題を理解し、ご自身の意見を持てるようにしてほしい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本FLPのテーマは「スポーツの疑問を考える」です。
内容としては「スポーツ哲学」の観点からスポーツの「なぜ」を見つけ、深く掘り下げることになる。習得方法は、気になる情報を収集し、その情報を丁寧に読解、分析することになる。その他、調べたいものによっては、アンケートなどを用いて「なぜ」を掘り下げる。
科目目的
科目目的は、スポーツの「なぜ」を丁寧に読解、分析、検討することになる。特に、2年次におけるFLPは、「なぜ」の基盤づくりになるため、多くの文献やデータに目を通すことになる。この時、文献が信憑性が高いものかを判断できるようになることも大事になる。そのため、積極的にスポーツの気になる「なぜ」を提案し、履修者が本FLPを主導してほしい。
到達目標
到達目標は、スポーツの「なぜ」の焦点をしぼることになる。春学期は、広範囲においてスポーツのなぜを調べつつ、秋学期にはご自身が調べたいものに徐々に焦点を絞り、より深く考察できる基盤づくりを目標とする。
授業計画と内容
<春学期>
1. ガイダンス
2. 文献収集トレーニング
3. 読解トレーニング(雑誌、論文)
4. 引用トレーニング(漫画)
5. 文章トレーニング(スポーツ競技の説明)
6. 添削トレーニング(スポーツ競技の説明)
7. トレーニングのまとめ
8. スポーツの問題について(話す)
9. スポーツの気になる問題(文献収集)
10. スポーツの問題(読解)
11. スポーツの問題(引用)
12. スポーツの問題(引用のみで説明)
13. スポーツの問題(自身の意見を加える)
14. 春学期のまとめ
<秋学期>
15. 夏休みの報告会
16. Wikipediaを正す
17. 目的・目標の決め方
18. ドーピングについて(指定された文献の読解)
19. ドーピングについて(文献収集)
20. ドーピングについて(読解)
21. ドーピングについて(ゲストスピーカーの講演拝聴)
22. ドーピングについて(検討)
23. スポーツの気になる問題(文献収集)
24. スポーツの気になる問題(読解)
25. スポーツの気になる問題(引用)
26. スポーツの気になる問題(引用のみで説明)
27. スポーツの気になる問題(自身の意見を加える)
28. 秋学期のまとめ
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
本FLPの学外調査は、必須ではない。
(学修内容によっては、話し合いのもと夏休みなどに調査研究も検討する。)
最も大事な授業時間外の学修は、各回で出された課題について各自参考資料を調べるなど、復習および知識を深めることになる。また、それらを自らノートやパソコン、タブレットなどを用いてまとめ、次回のディスカッションにつながるようにする。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
レポート | 50 | レポート内容、習熟状況など |
平常点 | 50 | 取り組む姿勢など |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
◯ 新体操審判員一種、新体操女子国際審判C4の資格を取得している。この資格を受け、都道府県をはじめ、ブロック、全国大会の審判業務を実施している。
◯ 中・高 保健体育専修免許を取得している。この資格を取得するにあたり、多くの保健体育に関する学びを受け、現在は、健康やスポーツに関わる学会にも参加している。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
上記の実務経験は、本演習に関連することがある。特に「スポーツ哲学」に関連する学会参加は、本FLPにおいて新たな知見を提供することができる。さらに、学会参加などを希望の場合、その手続きなども可能である。
テキスト・参考文献等
・中央大学保健体育研究所編「健康スポーツ50講」中央大学出版部
・中村敏雄、高橋健夫、寒川恒夫、友添秀則「21世紀スポーツ大辞典」大修館書店,2015年
・「PLAY TRUE BOOK アスリートガイドブック2015Code」公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構(JADA)
・中村敏雄「スポーツルール学への序章」大修館書店,1995年