シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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学部共通インターンシップⅡ | 2024 | 後期 | 金2 | 学部間共通科目 | 平松 裕子 | ヒラマツ ユウコ | 2年次配当 | 2 |
履修条件・関連科目等
所定の手続を行い選考に合格した者のみ履修可能となる。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
前期及び夏季の個別のインターンシップ体験を踏まえ、プレゼンテーションを行い、クラス内で共有する。
自己の体験を伝えるために必要な要素と発表の魅力を作る練習を実施するだけでなく、発表者への即時のコメントや質問を行う練習をする。それを踏まえ、3年次以降の社会とのつながり、自己の学習の方向性を考え、具体的な課題を取り上げながら学生主体の授業を進める。
科目目的
インターンシップ後の活動として夏季の経験をクラス内で発表するが、この発表に関しては研修日程のおさらいではなく、クラス内における「情報共有」を目指す。具体的には、研修先企業の業界研究、研修シーンの一部の具体的な展開を行う。人にどう自分の体験を伝えられるか。前期は聞き取り質問する力を中心に活動したが、後期は体験を表現する力をつけることを目的とする。研修報告に関しても書類あるいはそれに代わる成果物を作成する。
なお、受講生は企業に情報開示に関して許可を得る必要がある。また、インターンシップ後の発表を受けて興味ある業界の社会人によるレクチャーも実施されるが、その際も企業との連絡を学生が行うなど積極的な企業との連携が取れる力をつけることも目指す。
到達目標
将来へのキャリア獲得に向けて必要な自己啓発、創造性支援、さらに企業で現実に要求される現状調査の進め方と調査結果の分析、とりまとめ、提案に関してプレゼンテーションを実践できる能力を獲得する。
具体的には前期のインターンシップ体験の共有を通じて、企業間の相違や共通点、同一企業での個人間の体験報告の相違を知り、社会の、人の多様性を知る。
加えて、主体的に自分とそれを取りまく環境を考え、仲間との討議の中から自分だけでなく社会や未来を見つめようとする視座を養う。
授業計画と内容
1.インターンシップと大学 、報告と共有は同じか
2.研修報告及び情報共有(1)IT業界
3.研修報告及び情報共有(2)自動車業界
4.研修報告及び情報共有(3)教育業界
5.研修報告及び情報共有(4)財団法人 /その他企業
6.研修報告及び情報共有(5)3年生研修先業界研究及びインターンシップ報告
7.報告書作成(1)担当者決定、体裁や概要など自主制作のための話し合い、Excel作表、スケジュール検討
8.ディベート
9.先輩の話から学ぶ ※先輩によるレクチャーは開催回は9回目とは限らず調整
10.企業人の話から学ぶ ※企業人によるレクチャーは開催回は10回目とは限らず調整
11.報告書作成(2) 企業別報告書作成 ・送付状の書き方他
12.私の未来のつくり方(1)企業研修を受けて、各自の意見をまとめる
13.私達の未来のつくり方(2)読書課題に基づくグループディスカッション
14.総括 社会人とは?
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
必要に応じて大学外部での企業、また企業イベントなどの見学等を行う。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 20 | 授業中に出された読書課題や企業研究課題に対応し、その要件を満たした上で、自分の意見を論理的に述べられたか。 |
平常点 | 40 | 10分間の小テスト(15%)、授業中の発言、あるいは掲示板を通して行われるコメント(15%)、他受講生の質問に対する対応、ディベートやプレゼンテーションの際の発言(10%) |
その他 | 40 | インターンシップ研修報告のプレゼンテーション及び報告書作成(20%)、日経新聞の解説、ゲスト企業の事前学習資料作成など積極的な企業研究(20%) |
成績評価の方法・基準(備考)
平常点、及びインターンシップ報告・共有に関しては、クラスのメンバーによるコメント、評価結果も加味する。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manabaの掲示板、responなどを使用し、意見交換やアンケートを実施する。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
担当教員は通信事業の中の研究部門での実務経験があるが、加えて夏季インターンシップにおいては実際の企業人による指導となる。1日研修としてITインフラ関連企業など企業人によるレクチャーも複数回予定している。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
希望があれば、関係のある複数企業によるレクチャーが可能である。
テキスト・参考文献等
研修先企業の資料ならびに随時必要に応じて指示する。
その他特記事項
・前期に実施される「学部共通インターンシップⅠ」の単位取得者のみが履修出来る。
・授業は、ゼミ(演習)形式で適宜グループ分けして実施する。
・一部反転学習を利用する予定である。
・企業社会で働くためにはコミュニケーション能力とICT(情報通信技術)の活用能力が不可欠である。このため履修者は日本語検定2級、英語検定2級、ITパスポートの認定試験など志望に合わせ合格することを目標とし、本科目履修中に授業と合わせてこれらに関連する学習準備を積極的に行うことが推奨される。
・講義資料、課題、テスト等、基本的にmanaba (lTセンターが運用するWeb利用の講義支援システム)を活用して学習を進める。
・演習とは別に学内で行われるExcel等のスキル研修にも積極的に受講すること。