シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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グローバル・テュートリアル | 2024 | 前期 | 水5 | 学部間共通科目 | 黄 鶯 | ファン イン | 1~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
UW-GL1-G06S
履修条件・関連科目等
グローバルFLPプログラム設置科目については語学要件が設定されています。
詳細はmanabaコース【グローバルFLP【履修生募集用】】をご確認ください。
定員を大きく超えた場合は抽選をさせていただきます。
※交換留学生は通常の履修申請をすることで履修登録可能です。
授業で使用する言語
日本語/中国語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この科目は、日本人学生、外国人留学生・選科生が将来、グローバル企業で働くことができるようなグローバル人材として備えておくべき中国経済と発展の現状、中国特有の商習慣に関する知識を中国語で小人数制のディスカッション方式で実施する科目である。学生の関心が高いと思われる内容を実務ベースで解説し、学生が各自の意見、見解を中国語で議論、意見交換する。中国経済専門家と著名な中国企業の経営陣を招へいする予定である。
科目目的
中国企業、グローバル企業に就職し活躍できるようなグローバル人材として、中国語のほか、中国企業文化と商習慣を理解し、就業の基礎となるものを培う。
到達目標
グローバル企業に活躍できるようになるために、視野を広げる意識を養い、考え方をまとめる方法の習得、実務上にグローバルプロフェッショナル人材(財)の目標設定がイメージできように、将来の就業に役立つことを目標としている。
授業計画と内容
1.全体像、目標設定とルーブリック
2.中国の外資系企業と日本の中国企業現地法人の相違を考えよう
3.TikTok、Temu、Sheinなどインターネット企業の台頭と中国の若者
4.デジタル化している中国では何か発生しているか
5.中国の新経済について(中国在日企業社長との討論会)
6.中国のユニコーン企業現状と世界的な競争
7.中国のサプライチェーンの特徴(世界競争に勝てるか)
8.EV自動車の発展と競争(テスラ vs BYD)
9.中国のリスクと可能性をどう見るか(日本の金融専門家と議論しよう)
10.中国のグローバル企業と特徴
11.グローバル企業から学び企業理念を求める中国企業
12.職場でのセクハラ/パワハラへの対策検討
13.グローバル企業に働くため必要なものを考える
14.将来グローバル企業で活躍するための自画像を描こう
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
指定した記事、ニュース、レポートなどを事前に読み込むこと
予習時間:大よそ1時間程度
復習時間:大よそ1時間程度
中国に関するニュースに常に関心を持ち、クラスで一緒に議論したいという視点で入手できる中国の新聞紙、書籍、サイト等を心掛けて読むこと
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 20 | 2回(アンケート形式) |
平常点 | 70 | 授業への取り組み姿勢、事前の関連情報リサーチと授業中の積極性と貢献度など |
その他 | 10 | 欠席は事前連絡。欠席した場合はレポート提出(事前に準備していた内容をベースに400字程度) |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
経済領域で40年間専門職として勤務しており、大学、世界銀行、投資会社、税理士事務所などにおいて、経理業務、予算管理に従事。大学発ベンチャー企業での企業管理と企業の上場支援、実業企業の投資と上場、海外投資管理を経験。現在は大手監査法人においてグローバル企業の会計監査、M&A関連や内部統制などのアドバイザリー業務に従事。二つの監査法人において、中国企業の日本エリア投資業務の責任者役を担い、企業の海外展開と成長を支援すべくクライアントと伴走中。また長年産業分析を行い、中国政府の経済行事や日本の経済団体および日中の大学等で多数の講演を行う。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
長年の勤務で得た経験とノウハウ、人材(財)育成のスキルを含め、学生が知っておくべきグローバル企業の常識を授業内容に取り込み、解説とディスカッションを中心に授業を行う。
テキスト・参考文献等
授業内容にあわせてニュースなどの資料を配布する。
36Kr中国語版、みずほリサーチ&テクノロジーズ理事長中尾武彦の視点(Youtubeでの対談)を推奨(再記載)。