シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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キャリア・デザイン・ワークショップ | 2024 | 前期 | 火4 | 学部間共通科目 | 高木 智子、平野 廣和 | タカギ トモコ、ヒラノ ヒロカズ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
UW-CE1-W01S
履修条件・関連科目等
2024年度入学生(1年生)のみ履修可(その他特記事項を参照のこと)
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
講義を通して社会で求められるコンピテンシー(能力)を理解し、価値観の異なる学生とのグループ学習(ワークショップ)で自分のコンピテンシーを認識し、職業生活に向けて自らがこれからの学生生活の中で身につけ、伸ばすコンピテンシー要素を捉えていきます。グループ学習は正解のない問いへのグループディスカッションを中心に行います。また、全体発表会に向けての準備を通して、社会に目を向け、社会の課題発見と解決へ向けたプロセスを体験しながら、コンピテンシーの向上を目指します。
科目目的
この科目では、講義と、学部を超えたメンバーとのグループディスカッションを中心としたグループ学習(ワークショップ)を通して、キャリア形成の基盤となるコンピテンシー(能力)、特に「コミュニケーション能力、問題解決能力、プレゼンテーション能力」の向上を目指します。
到達目標
この科目では、以下を到達目標とします。
・自分のコンピテンシー、強み、課題、自分らしさ等を見いだし、自己理解を深め、整理できるようになること。
・社会で求められるコンピテンシーを理解した上で、自分のコンピテンシー向上のための今後の学生生活における行動計画を立てられるようになること。
・正解のない問題に対し自分自身の考えを持ち、他者に伝わるように発信できるようになること。
授業計画と内容
1.講義の目的や概要の説明
大学生になるということ(学士力を付けるためには)を、大学での学習の意義、学び方、考え方、社会と大学教育の繋がりを通して知る。
2.コンピテンシー理解とコンピテンシーの把握
キャリア形成に必要なコンピテンシーについての説明を行う。コンピテンシー自己評価システムを利用して、自分の現状を捉える。
3.現代社会とコンピテンシー グループワーク
多様化し急速に変化する現代社会において求められるコンピテンシーを整理する。コンセンサスにおけるワークを行う。
4.キャリアデザインとキャリア形成 グループディスカッション
自律的なキャリア形成とキャリアデザインの意義の解説を行う。自分の強みと課題を明確にし、コンピテンシーの開発と向上のための行動を整理する。テーマについてグループディスカッションを行う。
5.グループディスカッションの流れ グループディスカッション
コミュニケーションの基本を踏まえて、グループディスカッションの方法を確認する。テーマについてグループディスカッションと発表を行う。
6.問題を発見する力と解決する力 グループディスカッション
社会で求められている問題解決能力(問題を発見し、捉え、解決する)と、問題を解決するための思考法・発想法について学ぶ。テーマについてグループディスカッションと発表を行う。
7.グループでの役割 プレゼンテーションと3つの力
チーム・組織の目標をを達成するための行動と、リーダーシップの考え方を学ぶ。 プレゼンテーションに必要な3つの能力について学び、プレゼンテーション能力の向上を図る。
8.グループディスカッション
全体発表会に向け、グループごとに発表内容について検討を行う。
9.グループ学習
グループごとに発表に向け、情報収集、意見の調整・統合等の準備を行う。
10.グループ学習
グループごとに発表に向け、内容の深掘、資料作成等の準備を行う。
11.プレゼンテーションの実施
グループごとに発表と質疑応答、学生によるフィードバックと講師の講評を行う。
12.グループ学習
11の発表を踏まえて文理合同発表会へ向けた修正、準備を行う。
13.文理合同発表会の実施 総括講義 自分の将来を考える
文系学部、理工学部合同による発表会と質疑応答。
14.総括
発表会に対する振り返り、総括。コンピテンシー自己評価システムを利用して、講義を通して伸ばした自分の能力を知る。今後の課題と行動を確認する。
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
グループ学習、特にグループディスカッションを行うため、テーマに関して複数の文献を読み、社会の動向をつかむために新聞やニュースを見て、事前に自分の考えをまとめるなど、授業外において自主的な調べ学習に取り組むこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 授業への参加、取り組み姿勢、課題提出状況を基準とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
ノートPCまたはタブレット端末を使用
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
(高木)キャリアコンサルタントとして、大学生対象のキャリアカウンセリングやキャリア関連講座、就職活動支援に14年間携わる。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
(高木)キャリア理論を解説しながらキャリアデザインの考え方について講義を行う。
また、ファシリテーターとしてグループ活動の促進とともに個の特性を引き出す。
テキスト・参考文献等
中央大学キャリアデザイン・ノートを使用(https://www.chuo-u.ac.jp/career/center/info_net/よりダウンロードすること)。また、授業内で必要なレジュメを配布。参考文献は授業内で紹介します。
その他特記事項
この科目は、経済学部、商学部、文学部、総合政策学部、国際経営学部の共通科目で、グループ学習(ワークショップ)が中心となります。履修希望者は初回を欠席しないこと。
13回の文理合同発表会は、授業期間および補講日の土曜日に実施(日程は授業開始後確定)。