シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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微分積分Ⅰ | 2024 | 前期 | 火2 | 経済学部 | 鍬田 政人 | クワタ マサト | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
EC-IF1-361X
履修条件・関連科目等
この講義要項をよく読んでいること。 高校数学Ⅰ,Ⅱをしっかりマスターしているか、または「基礎数学A1」を履修していることが望ましい。この授業の内容は「基礎数学A2」と重なる部分が多いので、履修する場合にはどちらか一方にすることを推奨する。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、現実把握力(経済学の専門知識及び社会・人文・自然科学の知識教養に裏付けられた広い視野に立った柔軟な知性に基づき、現実の経済現象を的確に把握することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
微分積分に関連した基礎的内容を経済学部向けに解説する。主に高校数学で扱う範囲を扱うが、項目の組み立ては高校数学の枠組みにとらわれずまとめて解説する。
科目目的
経済学で必要とされる数学のうち、微分積分に関連した項目を理解し、それが使いこなせるようになることを目的とする。
到達目標
・微分法の考え方について理解する。
・導関数の計算方法を理解する。
・指数関数・対数関数の微分法を理解する。
・微分を用いて、関数の極値を求め、曲線の概形を調べることができる。
授業計画と内容
1. ガイダンス:微分の定義と意味
2. 関数の極限と微分係数
3. 微分係数と接線の傾き
4. 分数関数とそのグラフ
5. 合成関数・逆関数
6. 逆関数とそのグラフ
7. 積・商の微分公式
8. 合成関数の微分公式
9. ネイピア数 e と指数関数
10. 指数関数・対数関数の導関数
11. 平均値の定理と関数の増減
12. 関数の極大・極小
13. 関数のグラフの凹凸
14. 総まとめ
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業中に提示した演習問題を次回までに解いて提出すること。簡単に答が出る問題以外は、解答を導く途中経過も丁寧に書くこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 80 | 授業内容全体にわたっての理解度を確認する。解答を導く過程も評価する。 |
平常点 | 20 | 授業中に提示する課題の提出による。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
教科書・参考書については、授業中に指示する。
必要があれば、授業中に参考資料を配布する。
その他特記事項
内容は高校数学Ⅲの微分積分に相当するが、一般教養科目の微分積分として理論的側面も重視して授業を進める。
履修条件にも記したとおり、内容は「基礎数学A2」と重なる部分が多いので、すでに「基礎数学A2」を履修している場合には、他の数学科目を履修することを勧める。「微分積分Ⅰ」と「基礎数学A2」の両科目の履修を検討している場合は、どちらか一方の科目のみの履修に変更してほしい。
どの科目でも同じとは思うが、とくに数学は積み重ねによって系統的・発展的に内容を進めていくので、受講者は、毎回出席して演習問題に積極的に取り組み、着実に理解を深めていって欲しい。
参考URL
https://kuwata.r.chuo-u.ac.jp/Current/Calculus_I.html