シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
線形代数Ⅰ | 2024 | 前期 | 月4 | 経済学部 | 福永 健吾 | フクナガ ケンゴ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
EC-IF1-371X
履修条件・関連科目等
履修条件は特にありません。
関連科目は、数学関連科目。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、現実把握力(経済学の専門知識及び社会・人文・自然科学の知識教養に裏付けられた広い視野に立った柔軟な知性に基づき、現実の経済現象を的確に把握することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
この授業では行列の基本的な定義から始め, 行列の積や逆行列の計算を学び, 連立方程式の行列を使った解法を学ぶ。
科目目的
経済学部で専門科目を学ぶために必要となる数学のうち、ベクトル、行列について基本的な事項を理解し、使いこなせるようになることを目的とする
到達目標
この科目では、以下を到達目標とします。
1.ベクトルと行列の定義を理解している。
2.ベクトルと行列の演算ができる。
3.正則行列および逆行列の定義を理解し、逆行列を計算により求めることができる。
4.行列式の定義を理解し、行列式の値を自ら計算できるようになる。
5.行列の基本変形を理解し、連立方程式の解法に応用できるようになる。
授業計画と内容
第1回 平面および空間ベクトルの定義とその演算
第2回 内積の定義と角度の定義
第3回 ベクトルの一次独立性と一次結合
第4回 行列の定義とベクトルへの作用
第5回 行列の和とスカラー倍、および積の定義
第6回 2次行列の行列式および逆行列の定義
第7回 3次行列の行列式および逆行列の定義
第8回 行列の基本変形の定義と、行列の階数の定義
第9回 行列の基本変形による行列式の計算
第10回 行列の基本変形による逆行列の計算
第11回 行列による斉次連立方程式の解法
第12回 行列による非斉次連立方程式の解法
第13回 余因子行列と逆行列
第14回 総合演習
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 70 | 授業の内容をどの程度理解できているかにより判断する。 |
平常点 | 30 | 授業終了後の提出レポートのできにより評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
大阪工業大学において 線形代数学Ⅰを担当したことがある。2023年度から中央大学においても線形代数学を担当したことがある.
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
2023年度からの中央大学での非常勤経験を踏まえて授業を行う.
テキスト・参考文献等
テキスト 指定しません。
参考書 授業でそのつどお答えします。