シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日本語BⅡ(3)(は) | 2024 | 前期 | 木4 | 学部間共通科目 | 笹目 実 | ササメ ミノル | 2年次配当 | 1 |
科目ナンバー
UW-JP2-J22M
履修条件・関連科目等
外国人留学生対象の自動登録科目です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
教員の用意する資料によって、文章の書き方の一つ一つのポイントを理解していく。
それに合った内容の文章を授業ごとに書いていく。最終的には一つのレポートを作成し、それに基づくプレゼンテーションを各自が行う。
科目目的
自分のことや身の回りのことを、自分の言葉で文章表現できるようになることを目的とする。例えば、身近に起こったことや体験したことそれに対する意見を、一つのまとまった文章として書けるようにする。具体的な事象から意見への展開をしっかり意識して作文にまとめられるようにする。
到達目標
Bコース日本語BⅡ(3)は文章表現(作文)のクラスである。
社会的な問題に関して自らの意見を述べる主張文、そして大学の授業で課されるレポート・論文が書けるようになることを目標とする。
また、表現内容を口頭で表現できるようになることも目標の一つとする。
授業計画と内容
第1回 自分をアピールする文章の書き方
書き言葉の文末と接続表現
第2回 自分をアピールする文章を書く
書き言葉の表現
第3回 状態・状況を説明する
同じ接続表現の繰り返しを避ける
第4回 自分の身の回りの状況や状態を文章化する
長文を避ける
第5回 紀行文とは 紀行文の書き方
「の」を使う場合
第6回 紀行文を書く
「こと」を使う場合
「書き言葉の文末と接続表現」~「の」を使う場合までのまとめ
第7回 具体的な数値を示す グラフや表を説明する
名詞化の方法
第8回 物の販売状況のグラフを見て分析し、作文にする
名詞化と助詞
第9回 物の販売状況 社会の動きを解説する
レポート論文でよく使う語彙の使い分け
第10回 グラフの推移から見える社会の動きを作文にまとめる
「漢語+する」
第11回 事実とともに感想や意見を作文にする
文頭と文末の呼応のさせ方
第12回 各自作文のテーマを決める 問題点 具体例
副詞・疑問詞との呼応
第13回 各自作文のテーマを決める 問題提起 具体例
第14回 各自作文のテーマを決める 文章構成を考えて作文を書く
「こと」を使う場合~「副詞・疑問詞との呼応」までのまとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
作文のための資料収集と口頭発表の準備。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
中間試験 | 25 | 小テスト(文法)を含む |
期末試験(到達度確認) | 25 | 小テスト(文法)を含む |
レポート | 20 | 作文課題提出 |
平常点 | 30 | 授業参加度 |
成績評価の方法・基準(備考)
中間試験と期末試験のほかに、小テスト(文法)をする。
ただし出席率が70%に満たない場合は単位を与えない。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー/タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
〇テキスト:小森万里・三井久美子『ここがポイント!レポート・論文を書くための日本語文法』
くろしお出版
〇テキストは大学生協で購入してください。