シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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導入演習2 C | 2024 | 秋学期 | 月1 | 法学部 | 山崎 望 | ヤマザキ ノゾム | 1年次のみ | 2 |
科目ナンバー
JU-AD1-004S
履修条件・関連科目等
原則として、春学期の導入演習1C(山崎担当クラス)を履修済みであることが履修の条件です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本演習では、ジェンダー(社会的文化的性差)やセクシュアリティ(性的志向性)を題材に人々がいかに社会を変えていくのか、ということを題材とした文献購読と議論を中心にしながら、大学で政治学を研究する上で必要となるアカデミックスキルを習得することを目標とします。
科目目的
政治学を学んでいく上で必要となる、資料の調べ方、レジュメ(要約)の方法、プレゼンテーション(発表)、ディスカッション(討論)、レポート執筆の方法などを学んでいきます。とりわけ学期の最後には実際にレポ―トを執筆してもらいます。こうした技術を体得し、本格的に政治学を学ぶ基礎を作ることが目的です。
到達目標
到達目標は以下の3つになります。
1 「導入演習1C」に続いて、文献購読、関連資料の調べ方、レジュメの作成、
プレゼンテーション、ディスカッション(討論)の仕方を磨き上げること
2 レポート執筆の方法を習得すること
3 ジェンダーやセクシュアリティ、民主主義に関わる知識や概念の習得
授業計画と内容
第1回 イントロダクション:ゼミの進め方/報告者決定/班作り/連絡方法の確立など
第2回 レポートの構想発表(1)前半グループ
第3回 レポートの構想発表(2)後半グループ
第4回 文献購読+討論(1)ジェンダーについての素朴な疑問(後編)
第5回 文献購読+討論(2)セクシュアルマイノリティとは?
第6回 文献購読+討論(3)フェミニズムとは?
第7回 文献購読+討論(4)「逆差別」を考える
第8回 文献購読+討論(5)性暴力をめぐって
第9回 レポートの中間報告(1)前半グループ
第10回 レポートの中間報告(2)後半グループ
第11回 文献購読+討論(6)『私たちが声を上げるとき』人種をめぐって
第12回 文献購読+討論(7)『私たちが声を上げるとき』性をめぐって
第13回 レポートの最終発表(1)前半グループ
第14回 レポートの最終発表(2)後半グループ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
他にも、教員の指示に即して、討論用のレジュメ・私見の作成、討論のまとめなどを行ってください。
また学期を通じてレポートの執筆を行います。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 問題意識の明確化、先行研究の整理、論理性のある文章の執筆、基礎的なレポート執筆の技術が習得できているか、を評価します。 |
平常点 | 50 | 事前に課題文献を読み、討論に参加して議論すること、担当回の時には課題文献を要約してプレゼンテーションをすることを評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
必要となる資料などは、manabaを通じて配布する予定です。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業で使用するテキストは以下の通りです。
・佐藤文香監修2019年『ジェンダーについて大学生が真剣に考えてみた』明石書店、2019年
・和泉真澄・坂下史子・土屋和代・三牧聖子・吉原真理『私たちが声を上げる時』集英社新書、2022年
※授業で使用するので、講義開始前に必ず購入して臨んでください。
以下は参考文献です。
三牧聖子、『Z世代のアメリカ』NHK出版新書、2022年