シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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総合教育科目演習Ⅱ(社会) | 2024 | 通年 | 月2 | 経済学部 | 三船 毅 | ミフネ ツヨシ | 2年次配当 | 4 |
科目ナンバー
EC-IF2-51XS
履修条件・関連科目等
特にないが、現代日本の社会と政治に関心があることが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、協調性及び自己管理力(専門知識を活かせるだけでなく、チームワークの経験から学んで、他人と協調し、自己を管理することができる)の修得に関わる科目です。また、創造的思考力(総合的な学習体験に基づいて、ものごとを創造的に思考することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
現代政治を分析するための理論(政党、有権者の投票行動、政策過程など)を概観し、政治を分析する重要性を理解する。授業では、政治を分析するためにパソコンを用いて、様々なデータから有権者の政治意識や政治家の政策に対する考え方を分析する方法を紹介する予定である。また,社会を分析するためのフォーマルセオリーについても紹介する。
履修者には現代政治に対する自らの問題意識に立脚した分析対象を設定し、分析を行ってレポートとして報告してもらう。
授業で扱うソフトウェアはSPSS、Mathematica,Rなどを予定している。
科目目的
現代の日本政治のみならず政治という人間の営みに如何なる問題があるのか、またその問題解決のために我々は何をすべきかを考えられる能力を身につけるようにする。
到達目標
現代政治を分析するために必要な基礎的知識を修得することを目標とする。最終的に、自分で現代政治における問題点を見つけて、分析、考察することを到達目標とする。またPCを用いた統計分析のスキルを十分身につけることを目標とする.
授業計画と内容
21世紀にはいり,日本の社会と政治は大きく変化し,戦後民主主義も変容してきた.なぜこのように変化してきたのかを歴史的事実を追いながら理解する.履修者は以下の現代日本政治のトピックスから問題意識を形成し,分析のための仮説を構築して分析を行い,第15,16回で報告してもらう予定である.
第1回:平成時代の政治の始まり
第2回:選挙制度改革と政治
第3回:1993年の政治改革
第4回:橋本行政改革
第5回:小泉内閣と構造改革
第6回:構造改革と経済財政諮問会議
第7回:構造改革による社会の変化
第8回:劇場型政治とポピュリズム
第9回:格差社会の始まり
第10回:ポスト小泉内閣
第11回:民主党政権の発足
第12回:民主党政権の問題点
第13回:夏期研究テーマ探索(定量的分析か定性的分析か)
第14回:夏期研究テーマ決定(対象とする時代,事象,人物の選定)
第15回:夏期レポートのプレゼンテーション前半(定量的分析の報告を中心に)
第16回:夏期レポートのプレゼンテーション後半(定性的分析の報告を中心に)
第17回:第2次安倍政権
第18回:憲法改正の視座
第19回:憲法改正と安全保障
第20回:集団的自衛権の意味
第21回:集団的自衛権と安全保障政策
第22回:安保法制(戦後安全保障政策の転換)
第23回:経済安全保障の問題
第24回:現代日本の民主主義の変容:政党間競争
第25回:現代日本の民主主義の変容:有権者の意識
第26回:これからの日本社会の
第27回:日本の民主主義のありかたについて(国内における民主政治について)
第28回:日本の民主主義のありかたについて(国際社会における日本の民主政治について)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業では、次回の授業で必要となる事項を口頭およびプリントなどで伝えるので、各自予習して授業に臨むこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 課題に対して適切な統計分析をおこない,結果を論理的に文章にしてあること. |
平常点 | 50 | 授業において積極的な取り組み姿勢. |
成績評価の方法・基準(備考)
出席および授業における発言、レポートなどを中心に評価する。授業に対して積極的に関与しようとする姿勢を重視する。夏休みレポートを課す。
評価の割合は以下のようにする.議論に積極的に参加して,積極的に自分の意見を述べるようになることができるようになったか.(50%)
レポートの書き方で適切な分析を行い,論理的に書けているか(50%)
夏休みと冬休みにレポートを課す予定です.
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
各回で学ぶ内容に必要な事柄に関しては前の週に通達するので、予習および必要な知識を整理しておくこと。
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
講義のなかで受講生に質問することがある.臆することなく発言していただきたい.
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
PCを用いる予定である.WinでもMacでもよい.
manabaを活用して,講義の理解度を確認する予定である.
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
文献購読の書籍は適宜指示する.
参考資料は適宜配布する。参考文献も適宜指示する.
その他特記事項
演習の授業は、学生の自由闊達な議論が重要である。よって、学生諸君は臆することなく発言してもらいたい。
授業時間外の学習
参考URL
特になし