シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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チャレンジプログラム | 2024 | 後期 | 他 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 有川 太郎、手計 太一、永田 謙二、宮本 守、吉田 貢士 | アリカワ タロウ、テバカリ タイチ、ナガタ ケンジ、ミヤモト マモル、ヨシダ コウシ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-IF5-GN07
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本科目では,特に中東と東南アジアの2地域,農業,海岸・海洋,水循環の4分野に着目して講義と演習を実施する.
講義当初には,各講師から専門的な講義を提供し,学生とのマッチングを行う.
以降は講師からマンツーマン指導を受け,水問題と平和に関する地域の固有テーマについて学習し,中間発表会と最終発表会の審査を受ける.
受入れ機関との合意が得られれば,インターンシップとしての扱いを推奨する.
積極的に,現場見学や留学生,外国人研究者との交流を斡旋する.
科目目的
テクノロジーが高度に進歩し,生活の利便性が向上する一方で,地球規模の気候変動は人類共通の喫緊の課題となっている.気候変動は,干ばつや資源の枯渇,森林の減少,砂漠化の広がりをもたらすとともに,異常気象による水害や災害なども引き起こす.これら広範囲にわたる影響は,発展途上国のみならず,先進国でも同様にさまざまな問題を引き起こしている.さらに複数の国を巻き込んで紛争問題に発展する事案も少なくない.
また地球の8割を占める海洋の酸性化やプラスチックや油汚染,甚大被害を起こす洪水や水害,安全な飲料水や下水道の整備,地下水を含む公共用水域や湖沼の保全,船舶走行や資源開発など海洋の利用,さらにはvirtual water(畜産農産物等に含まれる水)など「水」をキーワードとする諸問題は,これから気候変動の影響をさらに受け,ますます重要な社会課題となる.「水」は安全保障そのものであり,グローバルな課題であり,国内のリージョナルスケールでも課題・問題を抱えている.
「水」というテーマを通して,法や社会の仕組みと理工学・ビジネスなど複眼的な視点で社会課題に対処できる高度知識(Law &)人財を育成し,地域や世界の平和に繋がっていることを理解することを目的にしている.
到達目標
水問題の解決が地域や世界の平和に繋がるプロセスを理解できること
授業計画と内容
1.グローバルな水問題に関する講義(担当:手計 太一)
2.中東地域における水問題と平和に関する講義(担当:永田 謙二)
3.東南アジアにおける水問題と平和に関する講義(担当:宮本 守)
4.農業分野における水問題と平和に関する講義(担当:吉田 貢士)
5.海岸・海洋分野における水問題と平和に関する講義(担当:有川 太郎)
6.分野別演習①(担当:全教員)
7.分野別演習②(担当:全教員)
8.分野別演習③(担当:全教員)
9.分野別演習④(担当:全教員)
10.中間発表会(担当:全教員)
11.分野別演習⑤(担当:全教員)
12.分野別演習⑥(担当:全教員)
13.分野別演習⑦(担当:全教員)
14.成果発表会(担当:全教員)
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 50 | 分野別課題への取組状況(個々のメンター教員より) |
その他 | 50 | 中間発表会と最終発表会の審査(全教員からの総合評価) |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
永田謙二(国際協力機構において、国際支援・援助等の実務に従事)
宮本守(土木研究所水災害・リスクマネジメント国際センター (ICHARM)において、国際的な災害支援に関する実務に従事)
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
日本国内における国際機関の役割について学んでもらうプログラムも提供する。
テキスト・参考文献等
担当教員ごとに、講義中に指定します。