シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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幾何学特論第五 | 2024 | 前期 | 金2 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 髙倉 樹 | タカクラ タツル | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-AG5-1C11
履修条件・関連科目等
予備知識として、多様体論、位相幾何学およびリー群・リー環に関する基礎的な事柄を想定している。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
位相幾何学、変換群論、指数定理、シンプレクティック幾何学に関連するトピックスについて学ぶ。特に、スペクトル系列とファイバー束のトポロジーについて理解を深める予定である。
科目目的
位相幾何学、変換群論、指数定理、シンプレクティック幾何学の基礎を修得すること。
到達目標
多様体のトポロジーに対する理解を深めること。またその際、様々な手法がどのように用いられるかを理解すること。
授業計画と内容
第1回 ド・ラームの定理1(微分形式とド・ラームコホモロジー)
第2回 ド・ラームの定理2(チェックコホロモジー、特異コホモロジー)
第3回 ド・ラームの定理3(証明について)
第4回 Gysin完全系列1(内容と証明)
第5回 Gysin完全系列2(応用例)
第6回 Gysin完全系列3(補足)
第7回 スペクトル系列1(ファイバー束と構造群)
第8回 スペクトル系列2(スペクトル系列)
第9回 スペクトル系列3(応用例)
第10回 ホモトピー論初歩1(ホモトピー群)
第11回 ホモトピー論初歩2(例)
第12回 ホモトピー論初歩3(Eilenberg-MacLane空間)
第13回 特性類1(直線束のチャーン類)
第14回 特性類2(ベクトル束の特性類と分類空間)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
前回までの講義内容を丁寧に復習すること。演習問題には特に力を入れ、時間をかけて取り組むこと。レポートの課題がある場合は、必ず期日までに作成し、提出すること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 講義内容の理解度と具体例における計算力を確認する。 |
平常点 | 50 | 講義内容に関する質問など、授業への参加度を評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【参考文献】
R. Bott and L. W. Tu, Differential Forms in Algebraic Topology, Springer.
森田茂之「微分形式の幾何学1・2」(岩波書店)
服部晶夫「位相幾何学」(岩波書店)
戸田宏・三村護「リー群の位相 上・下」(紀伊国屋書店)
その他、講義中に適宜指示する。