シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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微分積分Ⅱ | 2024 | 後期 | 火2 | 経済学部 | 鍬田 政人 | クワタ マサト | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
EC-IF1-662X
履修条件・関連科目等
この講義要項をよく読んでいること。「基礎数学A2」 、「微分積分Ⅰ」、高校数学Ⅲ のいずれかを履修していることが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、現実把握力(経済学の専門知識及び社会・人文・自然科学の知識教養に裏付けられた広い視野に立った柔軟な知性に基づき、現実の経済現象を的確に把握することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
微分積分に関連した基礎的内容を経済学部向けに解説する。微分積分 IIでは高校数学では扱われない1変数関数の性質と多変数関数の微分を主に扱う。理解を深めるための演習も適宜取り入れる。
科目目的
経済学で必要とされる数学のうち微分積分に関連した項目を理解氏、とくに1変数関数の高次近似や多変数関数の偏微分が使いこなせるようになることを目的とする。
到達目標
・1変数関数の積分が計算できるようになる。
・1変数関数の高次近似について理解する。
・多変数関数の偏微分について理解する。
・偏微分法を利用して極値問題を解くことができる。
授業計画と内容
1. ガイダンス:微分積分Ⅱの概要について
2. 1変数関数の積分
3. 置換積分・部分積分
4. 微分による1変数関数の高次近似
5. 1変数関数の漸近展開
6. 高次微分を用いた近似計算
7. 多変数関数
8. 多変数関数の偏微分
9. 多変数関数の全微分による1次近似
10. 2変数関数の極値問題(最適化)
11. 極大・極小の判定条件
12. 条件付極値問題(ラグランジュの方法)
13. 弾力性
14. 総まとめ
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業中に提示した演習問題を次回までに解いて提出すること。簡単に答が出る問題以外は、解答を導く途中経過も丁寧に書くこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 80 | 授業内容全体にわたっての理解度を確認する。解答を導く過程も評価する。 |
平常点 | 20 | 授業中に提示する課題の提出による。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
教科書・参考書については、授業中に指示する。
必要があれば、授業中に参考資料を配布する。
その他特記事項
どの科目でも同じとは思うが、とくに数学は積み重ねによって系統的・発展的に内容を進めていくので、受講者は、毎回出席して演習問題に積極的に取り組み、着実に理解を深めていって欲しい。
参考URL
https://kuwata.r.chuo-u.ac.jp/Current/Calculus_II.html