シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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物理学論文研修第三 | 2024 | 前期 | 他 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 東條 賢 | トウジョウ サトシ | 2年次配当 | 3 |
科目ナンバー
SG-MP5-2A03
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
光と原子の相互作用を用いたレーザー冷却や原子捕獲の技術はここ十数年で飛躍的に発展し、超精密分光測定、原子時計、物質波の干渉実験にも応用され、その集大成のひとつとして量子縮退(ボース統計に従うときはボース- アインシュタイン凝縮)も実現されている。本研究室では、気体原子のレーザー冷却を利用した実験的研究を行っている。また、表面近傍のナノ空間で展開する新しい光学現象の探索を行っている。これらについて冷却原子の持つコヒーレンスの長い物質波を用いて、原子波光学実験および測定技術の開発を行い応用する。
科目目的
研究推進に際し,物理学科の主要科目をはじめ様々な専門科目および研究文書等を駆使し研究に取り組む手法を実践的に学び習得する。
到達目標
・最新の論文から得られる専門的知識と、研究遂行の過程で得られる実践的な知識とを融合させ、自立した研究者と高度の専門職業人の養成を目的とする。
・特定の研究分野について、研究の発展の経緯と最新情報を習得すること、研究計画の作成において、適切な研究方法を提案できるようになることを目標とする。
授業計画と内容
以下の三つの内容について、それぞれ5回程度にわたって授業を行う。(全14回)
1. 教員による論文紹介:論文を、読み方のポイントなどについて解説を加えつつ、最新の知識を紹介する。
2. 学生による論文紹介:注目に値する論文をサーベーし、それを読み、その内容を理解するとともに、それを紹介する。毎回、2-3名の学生が担当する。
3. 研究進捗紹介:自分の研究成果をまとめ、その得られた結果の解釈と、以降の研究の進め方を発表する。毎回、2-3名の学生が発表する。
以下、授業計画の例を記載する。
日程は研究室学生と調整して決め、各回1コマの研究指導とする。進捗により変更の可能性もある。
第1回 イントロダクション、論文研修第三について
第2回 前年度の振り返りとテーマ設定
第3回 教員による論文紹介
第4回 学生による論文紹介
第5回 研究指導①
第6回 研究指導②
第7回 ゼミによる発表・討論
第8回 中間発表①
第9回 中間発表②
第10回 中間発表③
第11回 中間発表に対する質疑応答①
第12回 中間発表に対する質疑応答②
第13回 中間発表に対するまとめ
第14回 論文研修第三の総括と論文研修第四に向けた課題設定
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・学位論文の作成等に対して専門分野に関する必要な研究指導を行うことを基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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その他 | 100 | 以下に記載 |
成績評価の方法・基準(備考)
論文紹介の技量、研究進捗とその紹介の技量を以って評価する。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業の中で適宜指示します。