シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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交通まちづくり論 | 2024 | 後期 | 金2 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 原田 昇 | ハラタ ノボル | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-CV5-3C52
履修条件・関連科目等
交通計画(学部講義)を履修していることが望ましい
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
授業は、序論と大きな三つのテーマに分けて行い、三つのテーマごとにレポート課題を提示し、発表・討議を行う。
科目目的
この科目は、学生が学位授与の方針で示す「現代社会が抱える複雑な課題に対して、自ら取り組むべき問題を明確化し、積極的に問題解決に向かい、適切な解決策を見出す」ことにに役立つ「交通まちづくりの計画手法」に関する基礎的知識を修得することを目的としています。
到達目標
暮らしやすいまちづくりに貢献する交通計画とは何か、その目標と方法論を理解するとともに、現代的な計画課題に関する重要な論点について、知識の獲得と議論を通し、理解を深化する。
授業計画と内容
1. 総論 交通まちづくり原論~暮らしやすいまちをめざして~
テーマ1. 都心部の交通まちづくり
2. 都心部の交通まちづくりビジョンと実現のための道具箱
3. 札幌 対話型交通まちづくりの到達点と課題
4. 小樽 臨港線の見直しプロセスに学ぶ
5. 最近の事例から~候補・・熊本、松山~
6. 都心部の交通まちづくり事例に関する発表とディスカッション
テーマ2. 都市圏の交通戦略
7. 東京都市圏の歴史的発展に学ぶ~江戸から東京へ~
8. 東京都市圏の交通戦略~人と物の動きから見た課題と対策
9. 仙台都市圏の交通戦略~パーソントリップ調査に基づく政策提案
10. 都市圏交通計画事例に関する発表とディスカッション
テーマ3. これからの交通まちづくり
11. 交通まちづくりの現代的課題
12. 場の決まうに着目した「居場所」づくり
13. 新技術を活用した「新しい交通サービス」の構築
14. 交通まちづくり事例に関する発表とディスカッション
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 三回のレポート課題に関するレポートの内容の完成度と発表の分かりやすさ |
平常点 | 50 | 講義に関する質疑応答を通して理解度を評価する |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
交通経過に関わる国の審議会委員、都県市の交通計画策定委員会委員、あるいは海外の都市圏交通計画の諮問委員会委員を数多く経験している。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
まちづくりに貢献する交通計画の理論と実践に関して説明できる。
テキスト・参考文献等
参考文献
原田昇編著、『交通まちづくり~地方都市からの挑戦』鹿島出版会、2015年
交通まちづくり研究会編著、『交通まちづくり~世界の都市と日本の都市に学ぶ』交通工学研究会、2006年
その他特記事項
なし