シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
構造物の診断と維持補修 | 2024 | 後期 | 金5 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 大下 英吉、鈴木 修一 | オオシタ ヒデキ、スズキ シュウイチ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-CV5-3C17
履修条件・関連科目等
学部専門教育科目である「コンクリート工学1」,「コンクリート工学2」,「維持管理工学」を履修ならびに修得していることが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
構造物の診断・補修補強に必要な基礎技術である、変状の実態、劣化機構、調査・試験、評価・判定、補修、補強、およびライフサイクルコストを講義する。パワーポイントで講義。
科目目的
構造物の診断・補修補強に必要な基礎技術の習得
到達目標
・21世紀は、スラップ・アンド・ビルドの時代は終り、維持管理の時代に入ったことを理解し、それに必要な構造物の診断・補修補強技術を習得する。
・構造物の診断・補修補強に必要な基礎知識および技術を習得する。
授業計画と内容
授業計画は、次のとおりである。
第1回:維持管理概論(担当:大下)
第2回:変状内容(担当:大下)
第3回:劣化機構(中性化、塩害、アルカリシリカ反応、凍害、化学的侵食)(担当:大下)
第4回:劣化機構(疲労、風化・老化、火災)(担当:大下)
第5回:ひび割れ(担当:大下)
第6回:調査・試験(非破壊検査)(担当:大下)
第7回:調査・試験(担当:大下)
第8回:評価・判定(概論)(担当:鈴木)
第9回:評価・判定(各論)(担当:鈴木)
第10回:補修・補強(概論)(担当:鈴木)
第11回:補修・補強(各論)(担当:鈴木)
第12回:ライフサイクルコスト(担当:鈴木)
第13回:診断事例研究1(担当:鈴木)
第14回:診断事例研究2(担当:鈴木)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
特になし。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
レポート | 30 | 授業内容についての基礎知識を理解しているかどうかを評価する。 |
平常点 | 70 | 授業への参加・貢献度、受講態度の状況ならびに第7,14週に実施するプレゼンテーションを総合的に評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manaba
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
設計、施工、メンテナンス
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
設計、施行、メンテナンスの実務経験を踏まえて診断・補強方法について講義する。
テキスト・参考文献等
・毎回使用するパワーポイントを,あらかじめ印刷のこと
・参考文献(以下,一例)
川上洵・小野定・岩城一郎 コンクリート構造の力学-解析から維持管理まで- 2008年発行
図解実務者のためのコンクリート診断用語事典、近代科学社
その他特記事項
特になし。