シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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地盤動力学 | 2024 | 前期 | 水2 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 平川 大貴 | ヒラカワ ダイキ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-CV5-3C10
履修条件・関連科目等
土質力学に関する大卒レベルの知識を有していることを前提とします。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本科目は、地震を作用力とした地盤災害である液状化現象に特化している。地震記録、災害記録、実験データ等により、地震時での振動増幅、地盤の液状化といった地震に起因する地盤災害のメカニズムと対策技術について学ぶ。各自が注目する対策について口頭発表を行い、グループディスカッションを行う。
科目目的
本科目は、地盤の液状化現象に対して、被害を抑制するための方法を思考する能力を養うことを目的とする。
到達目標
地震波の特性を理解する。また、地盤の液状化現象と被害予測、対策技術について基礎的な知識を習得する。
授業計画と内容
(1)オリエンテーション
(2)地震波の種類と特性
(3)地震の規模
(4)地震波の伝播
(5)地震時での土の力学挙動(非排水せん断条件)
(6)地震時での土の力学挙動(繰り返し載荷条件)
(7)液状化被害
(8)液状化予測の概説
(9)液状化判定(FL法とPL法)
(10)液状化対策技術(原理と分類)
(11)液状化対策技術(構造物ごとの対策技術)
(12)液状化対策技術(レポートの説明)
(13)液状化対策技術(レポートの講評,グループディスカッション)
(14)地盤情報とデータベース、原位置試験法
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
国土特性と地震被害とを認識し,復習に努める。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 80 | 注目する液状化対策について調べ、その方法について「対象とする構造物・地盤」、「被災モード(もしくは要因)」、「対策に求められる効果」、「対策の選考過程で考慮されるべき条件」等についてレポートにまとめる。記載内容・説明の妥当性・合理性で評価する。 |
平常点 | 20 | 受講態度、ディスカッションの積極性を平常点として評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
講義資料を配付する。