シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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都市人間環境学論文研修第二 | 2024 | 後期 | 他 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 竹内 文乃 | タケウチ アヤノ | 1年次配当 | 3 |
科目ナンバー
SG-CV5-3A02
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
博士前期課程研究は在学中に獲得した知識を活用するため、指導教員と設定したテーマに関して、背景、課題の明確化、情報収集を行い、課題解決策の考案、確認、改善などPDCAサイクルを実践する。また、自身の研究の新規性を明らかにし、先行研究のレビューや実データ解析だけでなくシミュレーション等による手法の性能確認等も行い、結果のまとめ方や第三者が明確に理解させるための発表技術などどを習得し、修士論文としてまとめ、研究発表会で評価を受ける。
科目目的
文献検索から統計学的に新規性のある手法の提案や拡張、実データ解析、シミュレーション、プログラミング等を経て論文を作成する一連の流れを習得する。
到達目標
博士前期課程の研究は、1年次までの講義や演習・実習によって培ってきた都市人間環境学全般の知見や知識を基に、指導教員と設定した研究テーマに関わる研究を行い、新規性のある手法をもって社会的な問題の一端を解決することを目的としている。在学中に獲得した知識や能力を十分に活用した研究論文の執筆を到達目標とする。
授業計画と内容
指導教員と設定したテーマに関わる調査を行い、背景や課題を抽出し、それらを解決するための研究計画を立案し、実際に取得・解析等を行う。年度末にはそれをまとめ、研究論文として提出する。また、研究科内で行う研究発表会で発表を行い、そこでの評価を基に論文を修正する。
以下、授業計画の例を記載する。
日程は研究室学生と調整して決め、各回1.5コマの研究指導とする。進捗により変更の可能性もある。
第1回 イントロダクション、論文研修第二について
第2回 プレゼンテーション技法
第3回 教員による論文紹介と輪読[パス解析]
第4回 学生による論文紹介と輪読[確率的感度解析]
第5回 学生による論文紹介と輪読[構造方程式モデリング]
第6回 学生による論文紹介と輪読[相関のあるデータ解析]
第7回 学生による論文紹介と輪読[ダブり―ロバスト推定]
第8回 学生による論文紹介と輪読[軌跡モデリング]
第9回 研究進捗発表①(2名)
第10回 研究進捗発表②(2名)
第11回 研究進捗に対する質疑応答①(2名)
第12回 研究進捗に対する質疑応答②(2名)
第13回 研究発表に対する質疑応答、まとめ
第14回 論文研修第一、第二の総括と論文研修第三に向けた課題設定
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・学位論文の作成等に対して専門分野に関する必要な研究指導を行うことを基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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その他 | 100 | 日々の学習・研究に対する取り組み方、研究発表会における発表内容などを総合して評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
担当教員は上級疫学専門家の資格を持ち、疫学データや臨床研究のデータを解析した経験を豊富に持つ。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
疫学データや臨床研究の実データを解析することが可能である
テキスト・参考文献等
指導教員と設定したテーマに関連して収集した成書・論文等