シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 確率・統計 | 2026 | 後期 | 水2 | 基幹理工学部/社会理工学部/先進理工学部/理工学部 | 小池 健一 | コイケ ケンイチ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SS-PM1-CA08
履修条件・関連科目等
講義の中で、学生の知識を確認しながら進めるが、確率および統計に関する知識を持っていることが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本講義では、大学で学ぶ統計学の基礎となる考え方を、データの整理方法から確率、代表的な確率分布、推定、仮説検定まで段階的に学ぶ。高校数学で扱う確率の延長として、データをどのように理解し、どのように母集団について推測するのかを、具体例や身近なデータを用いながら直感的に理解することを重視する。
前半では、データの種類や可視化、確率の基本、確率変数と期待値、代表的な確率分布を扱い、統計的なものの見方を身につける。後半では、標本調査の考え方、点推定・区間推定、仮説検定など、統計的推論の基礎を学び、データに基づいて合理的に判断する力を養う。
科目目的
本科目を履修した学生は、次の能力を身につけていることを目標とする。
1. データの基本的な整理・可視化ができる
2. 確率と確率分布の基礎を理解し、簡単な計算ができる
3. 標本と母集団の関係を理解し、調査の基本を説明できる
4. 推定と仮説検定の初歩的手法を理解し、簡単な問題に適用できる
到達目標
観測・測定されたデータから、現象発生の確率的メカニズムをモデル化し、問題解決に役立てるために必要な統計学の基本的事項、データに基づく推測法の習得を目標とする。
授業計画と内容
第1回 種々のデータ、統計表・グラフ、ヒストグラム
第2回 確率:組み合わせ論的確率
第3回 計数的データとそのモデル:ベルヌーイ分布、二項分布、ポアソン分布
第4回 計量的データとそのモデル:一様分布、正規分布、指数分布
第5回 確率変数:離散型確率変数、連続型確率変数
第6回 期待値:平均、分散
第7回 複数の確率変数、おもな確率分布
第8回 散布図、共分散、相関係数、および中間の到達度確認
第9回 調査と研究のデザイン、乱数、無作為標本
第10回 母集団と標本
第11回 点推定:不偏推定、最尤推定
第12回 区間推定:信頼係数、
第13回 仮説検定の考え方:平均の検定、分散の検定、
第14回 総括・まとめ:これまでの授業内容について総括し,確率,統計に関する初等的内容について到達度の確認を行う
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
講義内容に関する演習問題を解いて、手法および理論をしっかりと身につけるようにする。また、板書やテキストをもとに復習して、重要事項を整理しておく。これによって、様々な統計的データ解析手法の目的と考え方を十分に理解できるようにする。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 中間試験 | 50 | 確率,確率変数の概念を理解した上で,平均や分散などの特性値などの性質,様々な確率分布についての理解度を評価する. |
| 期末試験(到達度確認) | 50 | 推測統計学に関する基礎知識を理解した上で,推定や仮説検定についての理解度を評価する |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:前園宜彦「概説 確率統計(第3版)」(サイエンス社)1500円
参考文献:前園宜彦「詳解演習 確率統計」(サイエンス社)1800円
東京大学教養学部統計学教室編「統計学入門」(東京大学出版会)2800円