シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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都市人間環境学論文研修第四 | 2024 | 後期 | 他 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 志々目 友博 | シシメ トモヒロ | 2年次配当 | 3 |
科目ナンバー
SG-CV5-3A04
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
環境政策は、気候変動問題、廃棄物リサイクル問題、大気汚染・水質汚濁問題等、対象範囲が広がりつつある。このような背景から、本研究室では、次のテーマの中から、論文の購読と専門家に対するインタビュー等を通じて最新の知見を整理し、①解決すべき課題の明確化、②関連する理工学的な分析項目・手法の特定、③分析の実施、④環境政策への反映方法等について講師の国、地方公共団体における経験を踏まえ議論を行いながら学習する。
(主要な研究テーマ)
・環境リスク評価
・都市のヒートアイランド問題
・事業系・家庭系から排出される温室効果ガスの削減
・廃棄物リサイクル政策に役立てるためのライフサイクルアセスメント等
・閉鎖性水域等の環境汚染問題
・モンゴルにおける持続可能な社会システムの構築
・PM2.5、光化学オキシダント等の予測・評価
科目目的
都市人間環境学専攻を対象とした大分類 論文研修の科目として環境工学を基礎とした環境政策に関連する研究に関する講義等を行う。
到達目標
・最新の論文から得られる専門的知識と、現実的な環境問題への対応の事例を十分研究することにより、自ら環境問題を解決する上で必要な視点と基礎的な能力を身につけることにより、研究者と実務者の養成を目的とする。
・以下の二つを目標とする。
(1) 特定の研究分野について、最新情報を熟知するとともに、その研究分野の実務への応用方法等について適切な見識を身につける。
(2)研究を通じて新規な発見・発明を行い、その成果を論文としてまとめる。
授業計画と内容
回数 授業計画
1 イントロダクション、論文研修第四について
2 プレゼンテーション技法
3 教員による論文紹介
4 学生による論文紹介
5 研究指導①
6 研究指導②
7 ゼミによる発表・討論①
8 ゼミによる発表・討論②
9 修士論文発表①
10 修士論文発表②
11 修士論文発表③
12 修士論文発表に対する質疑応答①
13 修士論文発表に対する質疑応答②
14 修士論文発表に対するまとめ
※日程は研究室学生と調整して決め、各回1.5コマの研究指導をする。進捗により変更の可能性もある。
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回授業前にmanabaに掲載するレジュメに必ず目を通した上で出席すること。また、授業の最後に提示する課題に必ず取り組むこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・学位論文の作成等に対して専門分野に関する必要な研究指導を行うことを基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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その他 | 100 | 論文紹介の技量、研究進捗とその紹介の技量及び修士論文の成果を以って評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
研究の進捗と研究分野の理解度を以って評価する。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
研究指導および討議は、オンライン形式(Webex meeting)で行う場合がある。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
1984年4月~2013年3月まで環境省(環境庁)、厚生労働省(厚生省)、北海道、千葉市、財団法人地球環境戦略研究機関、リコー経済社会研究所に勤務し、環境政策・水道政策に従事するとともに、企業において環境・エネルギー政策の観点からの研究・助言を行った実務経験があります。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
実務経験を踏まえた現実に適用できる研究が行えるよう配慮します。
テキスト・参考文献等
授業の中で実施します。