シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ヒューマンインタフェース特論第一 | 2024 | 前期 | 水3 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 新妻 実保子 | ニイツマ ミホコ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-DR5-4C06
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
物理・情報・機械・心理学を含む人間-機械系の幅広い視点から,人と知的システムのインタラクションに関する研究について解説する.
ヒューマンインタフェースにおける人間の特性,計測技術,またシステムの知能化へ応用する際の認識技術,インタラクティブシステムの設計及び評価法について講義を行う.
科目目的
物理・情報・機械・心理学を含む人間-機械系の幅広い視点から,人と知的システムのインタラクションに関する研究動向を踏まえつつ、 ヒューマンインタフェースの設計及び評価の基礎理論を理解し、設計及び評価方法について論理的に述べられるようになることを目的とする.
到達目標
・ヒューマンインタフェースの基礎と課題を理解し,人間-機械系システム研究のアプローチについて基本的な事項を習得する.
・コンピュータにとどまらず,実体を有するシステム(ロボットや空間)と人との相互作用を実現する手法について理解する.
授業計画と内容
以下の内容に関して,講義形式での解説,及びゼミ形式での討論,論文輪講を行う.
講義にはパワーポイント,ビデオを用いて行う.
以下の項目を基本として,内容は適宜選択して行う.
第1回 ヒューマンインタフェースとは
第2回 人への様々なアプローチ - 人間工学・認知科学・認知工学との関連
第3回 知覚(特に視知覚),認知
第4回 記憶 1
第5回 記憶 2
第6回 推論・認知プロセス 1
第7回 推論・認知プロセス 2
第8回 推論・認知プロセス 3
第9回 インタフェースのデザイン ・よいデザインの原則
第10回 認知行動とヒューマンエラー
第11回 ヒューマンインターフェイス設計と品質
第12回 ユーザビリティとUX
第13回 ISO規格におけるUX・人間中心設計
第14回 ヒューマンインタフェースの定性的評価・定量的評価
講義と平行して論文輪講を行う.
輪講の順番と内容は講義内で決める.
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
講義前に資料に目を通して出席し,講義後には資料を見直し復習をすること。
また,日々身の回りのモノのデザインをヒューマンインターフェイスの設計・評価という観点で考察してみるとよい。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | ヒューマンインタフェースに関する課題に対して,レポートが期限までに提出されているか,適切な取り組みがなされ,論理立てて根拠に基づき適切な考察がなされているか評価する。 |
平常点 | 60 | 輪講課題に対して要約の作成,プレゼンテーション,質疑応答への対応に対して評価を行う。 |
成績評価の方法・基準(備考)
受講者はヒューマンインタフェース、及びインタラクティブシステムに関連する論文を読み、パワーポイントを使用してその内容を発表する。発表及び討論を40点、論文の要約を20点、レポートを40点とし、100点中60点以上の成績で合格とする。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
オンラインミーティング時にはWebexを用いる。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
特になし。
必要に応じて参考資料を配布する。
配布方法は講義中に伝達する。