シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
英語プレゼンテーション入門 | 2024 | 後期 | 木4 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 西川 マリ | ニシカワ マリ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-EN5-4C31
履修条件・関連科目等
学術的英語の基礎的スキルを修得していることを前提とする。
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
使用する主要言語は英語です。
授業の概要
本授業は第1部と第2部から成ります。
第1部で、プレゼンテーション(口頭発表や講演)の基本を学びます。
第2部で、プレゼンテーション用のソフトウエア(PowerPoint)を用いてスライドを作成します。 内容は学生自身の研究プロジェクトとします。 前期授業のAcademic writing courseでまとめた内容を題材として、図表やイラストや写真を有効にとりいれてスライドを作成します。
科目目的
このコースの目的は
1. 有益で興味を引くプレゼンテーションの要素を発見する
2. 自信を持ってあなた自身とあなたの主題を紹介する
3. 聴衆の注意を引き付けるスライドを作成する
4. 「一枚のスライドに1つのトピックを使用する」というルールに従います
5. スクリプトとスライドを作成する
6. 有益で興味深いプレゼンテーションを行う
7. 質問をしたり答えたりする方法を理解する
到達目標
本科目は、プレゼンテーションを分析する方法や、最良実施例に基づく科学的プレゼンテーションを口頭で行う方法、共同研究者のプレゼンテーションをピアレビューする方法を修得することを目的としています。これは、学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)で示されている「修了するにあたって備えるべき知識・能力・態度」のうち、「DP1:コミュニケーションスキル」 に該当します。
授業計画と内容
第1回有益で興味を引くプレゼンテーションの要素を発見する
第2回 あなた自身とあなたの発表主題を自信を持って紹介する
第3回 聴衆の関心を引き付けるスライドを作成する
第4回 プレゼンテーショントピックの内容を概説する
第5回 スライドのアウトラインを作成する
第6回 「1枚のスライドにトピック1つだけを示す」という通則に従う
第7回 Introductionのセクション(原稿とスライド)を作成する
第8回 口頭でトピックの前置き説明をする(第7回セッションまでのゴール到達を確認)
第9回 Methodsのセクション(原稿とスライド)を作成する
第10回 分かりやすい表と図を作成する
第11回 Resultsのセクション (原稿とスライド)を作成する
第12回 Conclusionのセクション (原稿とスライド)を作成する
第13回 最終プレゼンテーションを練習し、質疑応答セッションに参加する
第14回 ゴール到達を確認
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
テキストは予習し,演習問題および宿題については解答を作成した上で出席すること。理解できなかったところは尋ねてください。本コースのために1週間あたり4時間を予習復習に割りあててください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 20 | 中間試験には、プレゼンテーションの最初のドラフト、スクリプト、およびその他の項目の作成が含まれます |
期末試験(到達度確認) | 40 | 最終試験は、完成したプレゼンテーションと スクリプトです |
レポート | 20 | マナバで提出された課題(宿題) |
平常点 | 20 | クラス内活動、出席率を含む |
成績評価の方法・基準(備考)
クラス内活動(40%、出席率を含む) 、Midterm Examination and Final PowerPoint スライド発表(60%)で、presentation skillsの理解度を評価する。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
ゲストスピーカー
2022 April 24: 英文研究論文を作成するにあたり,そのタイトルとアブストラクトとを完璧にマッチさせるための手順
第62回日本呼吸器学会学術講演会 (62 JRS)
2021 April 25:初心者が英語論文を書くための注意点について
第61回日本呼吸器学会学術講演会 (61 JRS)
https://www.lexaly.com/videos
2019 April 14. Critical Points for a First Paper Submission. In a special program on how to write a scientific paper in English.
The 59th Annual Meeting of the Japanese Respiratory Society.
https://www.lexaly.com/videos
2018 April 29. Writing a Paper Worthy of Publication. In a special program on how to write a scientific paper in English.
The 58th Annual Meeting of the Japanese Respiratory Society. https://www.lexaly.com/videos
2017 Apr 24. Avoid common writing errors that Japanese make: Make sure of the meaning and relation of every word. In a special program on how to write a scientific paper in English.
The 57th Annual Meeting of the Japanese Respiratory Society.
https://www.lexaly.com/videos
2017 Mar 18. Strategy and tips for writing a high-quality research paper. The 97th CSJ (Chemical Society of Japan) Annual Meeting.
2017 Mar 14. Strategy and tips for writing a high-quality research paper.
The 64th JSAP (Japan Society of Applied Physics) Spring Meeting.
http://meeting.jsap.or.jp/eng/
2016 Nov 6. Writing to publish essentials.
Taiwan Society of Health-System Pharmacists (TSHP) Conference, Taipei, Taiwan.
2016 Sep 28. Review your paper before submission.
The 67th Annual Meeting of the Society for Biotechnology, Japan, Toyama, Japan. https://www.sbj.or.jp/2016/e/
2016. Sep 6. Writing to Publish Essentials.
48th Annual Meeting of the Society of Chemical Engineers, Japan. http://www3.scej.org/meeting/48f/pages/jp_gen-KCseminar.html
2016 Aug 31. Writing to Publish Essentials.
2016 Meeting of The Electrical Engineers of Japan.
http://www.iee.jp/eiss/conf2016
2016 Aug 30. How to create oral and poster presentations. Writing to publish essentials.
382nd Meeting of The Japan Society for Precision Engineering.
http://www.jspe.or.jp/wp/wp-content/uploads/course/382.pdf
2016 Jun 17. Words are the building blocks of language: Use them precisely.
The 65th Annual Meeting of the Japanese Society of Allergology.
http://www.c-linkage.co.jp/jsa65/general-info.html
2015 Oct 29. Strategy and tips for writing a high-quality research paper.
The 67th Annual Meeting of the Society for Biotechnology, Kagoshima, Japan.
https://www.sbj.or.jp/2015/e/
2014 Oct 24. Writing a high-quality research paper. Meeting of the Chinese National Academy of Sciences, Beijing, China.
2014 Oct 5. Making oral and poster presentations at international conferences.
10th Chugoku-Shikoku Forum for Radiological Technology 2014 in Okayama, Japan.
http://csfrt2014.umin.jp/gaiyou.html.
2014 Sep 10. Imaginary data, creative imaging, and borrowed words: the realm of publication ethics.
66th Annual Meeting of the Society for Biotechnology Japan, Hokkaido, Japan.
http://www.sbj.or.jp/2014/news/news_20140508-1.html
2010 Jul 6. Writing English for Easy Translation into Japanese.
17th Japan Medical Communicators Salon.
http://www.jmca-npo.org/activity/20100706.html
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
実務で実際に用いられたプレゼンテーションを用いて講義を行う。
テキスト・参考文献等
授業で使用する「テキスト」
(1) Timothy Kiggel, Kevin Cleary, Kenji Hitomi, Hiroyo Yoshida, Eiichi Yubune.
Presenting Science 2nd ed.
Tokyo: Macmillan Language House; 2008.
ISBN: 978-4-7773-6262-2
その他特記事項
参考URL
https://ja.lexaly.com