シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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構造・機能材料学特論 | 2024 | 後期 | 木2 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 米津 明生 | ヨネヅ アキオ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-MM5-4C20
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
機械材料の開発は著しく,その種類は豊富にあり,エンジニアは用途によって適切に選択しなくてはならない.以下の授業計画のとおり,それぞれの材料毎に解説し,機能やその発現機構,使用例,機械的性質などについて紹介する.
科目目的
最新の構造材料や機能性材料をナノスケール現象の観点から紹介し.マクロな材料設計法を提案できるような応用力を養成することを目的としています.
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/science/guide/policy/
精密機械工学科の養成する人材像:ナノスケールからマクロスケールまでの現象の分析や計測・制御から、システム全体の設計までを通じて、国際人としての幅広い視野、物事への強い目的意識、そして論理的な主張方法を身につけた、先端技術の開拓に貢献できる人材を養成します。
到達目標
鉄鋼材料を含めた最近の構造材料や機能性材料を取りあげ,それらの特徴を機械的性質の観点から学修し,機械材料学の基礎ならびに最新の知識を獲得することを目標とする.
授業計画と内容
1) 本講義の概要
2) 先進鉄鋼材料
3) 非鉄金属材料(アルミニウム,銅)
4) 非鉄金属材料(チタン,マグネシウム,HCP系)
5) 形状記憶合金,先端医療材料
6) 先進セラミックス材料
7) 複合材料1(種類,弾性率の複合則)
8) 複合材料2(強度,衝撃,実用例,非破壊検査)
9) コンクリート・建築材料
10) 高分子材料1(種類,ガラス転移)
11) 高分子材料2(機械的性質)
12) 表面改質材料,接合材料
13) 2次元材料
14)講義のまとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
事前に配布した資料および復習を各自きちんと行う.
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 講義で示した各種の構造材料や機能性材料の性質を理解し,マクロな視点で応用できる |
平常点 | 50 | 毎回の小テストの点数による評価 |
成績評価の方法・基準(備考)
平常点の小テスト(50点)+レポート(50点)により総合的に評価し,6割以上を合格とする.
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
プレゼンテーション/実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー/タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
接合材料の創成と材料強度の評価に関する業務
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
先進的な接合材料の材料強度に関する話題や次世代モビリティ(特に航空機関係)の開発状況に関する講義
テキスト・参考文献等
授業中に指示する.
その他特記事項
学生の理解度によって,授業計画の変更や入れ替えを行う場合がある.
内容によっては,英語で講義を行う場合もある.
参考URL
yonezu@mech.chuo-u.ac.jp / http://mater.mech.chuo-u.ac.jp/