シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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電気電子情報通信工学論文研修第一 | 2024 | 前期 | 他 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 吉田 昭太郎 | ヨシダ ショウタロウ | 1年次配当 | 3 |
科目ナンバー
SG-EL5-5A01
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
有機・バイオエレクトロニクスに関する研究を行う。細胞・タンパク質・ゲル・有機材料などの生体材料を用いたエレクトロニクスを学問として追求し、その応用として医療・健康・美容など社会に役立つバイオエレクトロニクスデバイスを開発する。マイクロチップ、センサ、アクチュエータ、エネルギーデバイス、ウェアラブルデバイスなどの製作を含む下記の実験系テーマを主とし、人工知能を取り入れた理論研究も行う。
(1)有機エレクトロニクス
・フレキシブル・ウェアラブル有機電池: 有機物でできた人体に貼りつくほど柔らかいエネルギーデバイスを作る。
・生体親和性有機電極: ウェットな有機材料を加工・統合することで、生体に埋め込むことが可能かつ水に濡れた状態で動作する電気刺激・記録デバイスを作る。
(2)バイオエレクトロニクス
・人工神経エレクトロニクス・バイオAI: 生きた神経細胞をつかってデバイスを作り、新しい形の人工知能の創出を目指す。
・スキンエレクトロニクス:皮膚との電気的インターフェースを作り、美容・健康に役立つデバイスを創出する。
・生体規範ソフトロボット: やわらかい有機素材を活用することで生き物のようなロボットを作る。
科目目的
指導教員と密接な連絡を取り以下を到達目標とする。
(1) 特定の研究分野について、最新情報を熟知するとともに、その研究分野の将来について十分な見識を持つ。
(2)研究を通じて新規な発見・発明を行い、その成果を論文としてまとめる。
到達目標
院生が最新の研究動向を的確に捉え、その本質を見極め、自ら適切な研究課題の設定および研究を遂行できる能力を身に着けることを目的とする。
授業計画と内容
以下の内容について、週1回の打ち合わせを基本とし、指導教員が適宜効果的な指導を行う。
1. 教員による論文紹介:論文を、読み方のポイントなどについて解説を加えつつ、最新の知識を紹介する。
2. 院生による論文紹介:注目に値する論文をサーベーし、それを読み、その内容を理解するとともに、それを紹介する。
3. 研究進捗紹介:各自の研究成果をまとめ、その得られた結果の解釈と、以降の研究の進め方を発表する。
授業計画
1 イントロダクション、論文研修第一について
2 文献調査の方法
3 教員による論文紹介1
4 教員による論文紹介2
5 学生による論文紹介1
6 学生による論文紹介2
7 研究指導1
8 研究指導2
9 研究進捗発表1
10 研究進捗発表2
11 研究進捗に対する質疑応答1
12 研究進捗に対する質疑応答2
13 研究発表に対する質疑応答、まとめ
14 論文研修第一の総括と論文研修第二に向けた課題設定
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
研究内容に応じて論文を読み、専門知識を身につける方法論を学ぶとともに、各自の研究内容に応じた最先端の専門知識に習熟する。研究中の取り組みについてわかりやすく他の人に説明する技術を磨き、指導教員や研究室のメンバーとディスカッションするための資料を作成する。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・学位論文の作成等に対して専門分野に関する必要な研究指導を行うことを基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 研究の背景と目的と十分理解し、意欲的に研究に取り組んでいること。ゼミに出席し、一定の水準で研究の進捗を発表していること。研究の進捗を学会や論文で発表する場合は、一定以上の水準で取り組み発表を行うこと。実験室の環境整備についても研究室のメンバーと積極的に周囲と関わり取り組んでいること。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
定期的に指導教員に研究の進捗を相談しアドバイスを受けられる場を設ける。
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
必要に応じて指導教員から参考文献を配付する。