シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
分子計測化学特論 | 2024 | 後期 | 火1 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 上野 祐子 | ウエノ ユウコ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-AC5-6C23
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
分析化学の手法や測定機器の進化は目覚ましく、研究対象となる物質の多様化、より局所的かつ微量成分における高精度な同定、定量、目的物質の高速・高精度な分離法、動的挙動の追跡や時空間分析、機械学習やビックデータを活用した解析・予測技術など、最先端のテクノロジーに関する研究開発が進展しています。本特論は、このような分析化学の先端技術が具体的にどのように用いられているか、国内外の学会プロシーディングスや論文など実際の研究開発ケースを用いて学び、創造的な研究活動を見据えた基礎的・包括的な知識を修得します。
科目目的
先端的な分析手法の原理や装置の特長、応用可能分野に関する基本知識を獲得します。国内外の学会や研究会で、関連分野の発表を聴講した場合に内容をその場で理解し、質疑時間中に議論を行うことができるレベルを目指します。
到達目標
先端的な分析手法の原理や装置の特長、応用可能分野に関する基本知識を獲得します。国内外の学会や研究会で、関連分野の発表を聴講した場合に内容をその場で理解し、質疑時間中に議論を行うことができるレベルを目指します。
授業計画と内容
第1回 イントロダクション:分子計測化学特論概論
第2回 化学センサー
第3回 マイクロナノ分析化学
第4回 界面・表面分析
第5回 イメージング、顕微・局所分析
第6回 電気化学分析
第7回 光・電磁波を用いた分析
第8回 クロマトグラフィー
第9回 分析化学における機能材料
第10回 分析化学とデータ・情報処理
第11回 環境関連の分析化学
第12回 バイオ・生体分子関連の分析化学
第13回 医薬・ヘルスケア分野への分析化学応用
第14回 分析化学の応用と将来展望
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
講義中に提供された資料や課題を活用して復習し、理解が曖昧な部分については次の講義で質問するようにしてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
レポート | 100 | 課題レポートにより評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
レポート評価について:
指定されたレポート作製様式を守り、設定した課題に対する内容が科学的に誤りなく説明できているかを評価基準とします。
「出来栄え点」により加点します。説明の順序や語句の使い方など、読み手に内容が理解しやすくする工夫がみられる、図表を用いたり色分けやハイライトなど、視覚的に分かりやすくする工夫がみられる、論文や書籍、オンラインなど複数の資料を活用し、得られた情報に基づいて説明できている、独自の意見や提言を述べている、など。
レポート形式の不備や倫理違反は減点です。以下その例。
活用した資料を丸写しする、活用した資料を引用をせずに自分の文章のように見せる、など。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manadaによりレポート提出などを行う
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
必要に応じて、講義時に配布します。