シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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応用化学論文研修第一 | 2024 | 前期 | 他 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 大石 克嘉 | オオイシ カツヨシ | 1年次配当 | 3 |
科目ナンバー
SG-AC5-6A01
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本研究室では、主に、環境に付随した無機材料の合成と物性評価を行っております。具体的には、下記に示す4本
の柱テーマがあります。
1: 最近問題となっている二酸化炭素を吸収するセラミックスの開発とその二酸化炭素吸収特性の評価。
2: 通常無駄に浪費されてしまっている工場などで発生する廃熱を、なんとか電気エネルギーに変換出来ないか?
という問題に対する1つの解法となり得る熱電材料(熱を電気に変換可能な物質)の開発と評価。
3: 半導体のチップに欠かせない放熱基板として応用されている窒化アルミニウム(AIN)に関する研究
4:未来のリサイクル材料である超伝導材料の合成と評価
科目目的
将来,企業に入社し,研究者もしくは技術者として活躍するために必要な,主に無機材料化学の原理や実験の実施について学ぶ事を目的としている。
到達目標
・最新の論文から得られる専門的知識と、研究遂行の過程で得られる実践的な知識とを融合させ、自立した研究者と高度の専門職業人の養成を目的とする。
・特定の研究分野について、研究の発展の経緯と最新情報を習得すること、研究計画の作成において、適切な研究方法を提案できるようになることを目標とする。
授業計画と内容
以下の三つの内容について、それぞれ5回程度にわたって授業を行う。(全14回)
受講生は、論文研修の一環として授業期間内に原則毎週実施される研究室セミナー等に主体的に参加する必要がある。そこで実施する授業内容は概ね以下の通りである。
第1回 イントロダクション、論文研修第一について
第2回 文献調査の方法
第3回 教員による論文紹介①
第4回 教員による論文紹介②
第5回 学生による論文紹介①
第6回 学生による論文紹介②
第7回 研究指導①
第8回 研究指導②
第9回 研究進捗発表①
第10回 研究進捗発表②
第11回 研究進捗に対する質疑応答①
第12回 研究進捗に対する質疑応答②
第13回 研究発表に対する質疑応答、まとめ
第14回 論文研修第一の総括と論文研修第二に向けた課題設定
日程は研究室学生と調整して決め、各回1.5コマの研究指導をする(進捗により内容を変更する可能性もある)。ただし、これらの授業に参加するだけでなく、当初の研究方針に従って、研究テーマに関わる文献を調査して自ら課題を設定し、その解決方法を考えて具体的な実験計画を立て、実験を遂行してその結果を取りまとめプレゼンテーションするという一連の作業を、能動的に行うことが求められる。日頃から論文講読、研究のまとめを進めるとともに、研究データの解釈や研究の進め方について教員や共同研究者、同僚との議論を積極的に行う。
論文研修においては、授業以外でも、当初の研究方針に従って、研究テーマをに関わる文献を調査して自ら課題を設定し、その解決方法を考えて具体的な実験計画を立て、実験を遂行してその結果を取りまとめプレゼンテーションするという一連の作業を、能動的に行うことが求められる。日頃から論文講読、研究のまとめを進めるとともに、研究データの解釈や研究の進め方について教員や共同研究者、同僚との議論を積極的に行う。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・学位論文の作成等に対して専門分野に関する必要な研究指導を行うことを基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 論文の紹介、研究進捗とその紹介の技量を以って評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
論文紹介の技量、研究進捗とその紹介の技量を以って評価する。
ルーブリック評価基準に沿って評価する。ルーブリック評価基準は、別途manabaで資料を配布する。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manabaにより、レポートの提出とフィードバックを行う。さらに、疑問点に対する質問の受付と返答を行う。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
本教員は,一般企業の総合研究所に勤務していた経験を持つ。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
本講義では,企業の研究開発の実際について少し講義する。
テキスト・参考文献等
授業の中で適宜指示します。