シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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応用化学論文研修第四 | 2024 | 後期 | 他 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 上野 祐子 | ウエノ ユウコ | 2年次配当 | 3 |
科目ナンバー
SG-AC5-6A04
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
分子やイオンは、その大きさや形状、極性などの性質に応じて、異なる相互作用を示します。この分子の性質を巧みに利用することで、特定の分子やイオンだけを選択的に認識することができます。分子認識現象を直接観測することは難しいですが、エネルギー移動や電荷移動/輸送を用いてシグナルを光や電気などの測定可能な量に変換することにより、分子認識を可視化することが可能です。
当研究室では、分子認識およびこれに引き続くシグナル変換の新しい機構を創り出し、それを実行する場としてのデバイスを実現することで、従来の手法では可視化できなかった分子の挙動を計測することを目指します。研究は、認識分子の化学的・物理的特性の測定や創生したセンシング機構の性能評価などの実験に焦点を当て、研究に必要となる基礎知識や周辺技術の修得を目指します。
科目目的
・分子計測学分野において、最新の論文から得られる専門的知識と、研究遂行の過程で得られる実践的な知識とを融合させ、自立した研究者と高度の専門職業人の養成を目的とする。
到達目標
・分子計測学研究分野について、研究の発展の経緯と最新情報を習得することができる。
・分子計測学研究分野の研究計画の作成において、適切な研究方法を提案できる。
授業計画と内容
受講生は、論文研修の一環として授業期間内に原則毎週実施される研究室セミナー等に主体的に参加する必要がある。そこで実施する授業内容は概ね以下の通りである。
第1回 イントロダクション、論文研修第四について
第2回 プレゼンテーション技法
第3回 教員による論文紹介
第4回 学生による論文紹介
第5回 研究指導①
第6回 研究指導②
第7回 ゼミによる発表・討論①
第8回 ゼミによる発表・討論②
第9回 修士論文発表①
第10回 修士論文発表②
第11回 修士論文発表③
第12回 修士論文発表に対する質疑応答①
第13回 修士論文発表に対する質疑応答②
第14回 修士論文発表に対するまとめ
日程は研究室学生と調整して決め、各回1.5コマの研究指導をする(進捗により内容を変更する可能性もある)。ただし、これらの授業に参加するだけでなく、当初の研究方針に従って、研究テーマに関わる文献を調査して自ら課題を設定し、その解決方法を考えて具体的な実験計画を立て、実験を遂行してその結果を取りまとめプレゼンテーションするという一連の作業を、能動的に行うことが求められる。日頃から論文講読、研究のまとめを進めるとともに、研究データの解釈や研究の進め方について教員や共同研究者、同僚との議論を積極的に行う。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
自身の研究内容をまとめるのに必要な文献を調査し、要点をまとめる。実験データをまとめて学会発表に備える。研究報告で得られた助言、議論、批判を反映して研究内容をさらに改善する。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・学位論文の作成等に対して専門分野に関する必要な研究指導を行うことを基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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その他 | 100 | 論文紹介の技量、研究進捗とその紹介の技量を以って評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
授業時間に限らず、研究室において随時フィードバックを行う。
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
必要に応じてオンラインで議論を行う。manabaにより、提出課題のフィードバックを行う。中間報告・最終報告の提出もmanabaにより行う。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業の中で適宜指示します。