シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ソフトウェア工学特論 | 2024 | 前期 | 月3 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 中條 武志 | ナカジョウ タケシ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-IG5-7C15
履修条件・関連科目等
学部の講義「品質管理」「品質環境経営」「データベース工学」「ソフトウェア工学」などを履修していること。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
ソフトウェア工学は、ソフトウェアや情報システムの設計・生産を効率的に行うための方法論である。本講義では、ソフトウェア工学のうち、要求定義のための手法(構造化分析)、システム設計のための手法(データーフロー設計、オブジェクト指向設計)、プログラム設計のための手法(複合設計)、ユーザーインターフェイスの設計など、特に可視化・作り込みのための方法論に焦点を絞り、最近の研究を取り上げて講義・検討する。
科目目的
ソフトウェア工学、特にソフトウェアの可視化・作り込みのための方法論を理解するとともに、関連する専門書を自分で読める力を身につける。
到達目標
品質環境マネジメントに関する専門的な知識を自分で学び、自分の問題・課題に対して活用できる力を身につけることを目的とする。
授業計画と内容
授業計画 ソフトウェア工学に関する専門書または論文を読んで発表し、討論を行う。学んだ内容をもとにプロジェクト研究を行う。以下は授業計画の一例である。
第1回 ガイダンス(専門書・論文の紹介と選定、発表担当の決定)
第2回 ソフトウェアとソフトウェアエンジニアリング
第3回 ソフトウェアプロセス、規範的なプロセスモデル
第4回 アジャイル開発
第5回 プラクティス、システムエンジニアリング
第6回 要求エンジニアリング、要求分析モデリング
第7回 設計エンジニアリング、アーキテクチャ設計
第8回 コンポーネントレベル設計
第9回 ユーザインターフェイス設計
第10回 成果物に対するソフトウェアメトリックス
第11回 ソフトウェアプロジェクトのメトリックス
第12回 ソフトウェアプロジェクトの見積もり
第13回 リスクマネジメント、品質マネジメント
第14回 プロジェクト研究
使用専門書・論文:
Pressman, Roger S., Software Engineering (6th edition), McGraw-Hill
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
担当になった専門書の該当の章節または論文を読んで、その内容をわかりやすく発表するための準備を行う。また、複数人でプロジェクト研究に取り組み成果をまとめる。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | 学んだ内容を総合的に活用して取り組むプロジェクト研究(レポート・発表)の内容により評価する。 |
平常点 | 60 | 担当した部分の発表の内容、その他の部分の質疑への参画状況により評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
必要に応じて授業中に指示する。