シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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都市情報科学第一 | 2024 | 前期 | 火1 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 馬塲 弘樹 | ババ ヒロキ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-SS5-7C33
履修条件・関連科目等
統計学の基礎を理解していることが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
近年、緯度経度座標が付与されたデータを適切に処理することは、地理情報に付随するサービスとの連携において重要である。本授業では、QGISの利用方法から基本的なジオプロセシングまでを説明した後、履修者の興味に応じた演習課題を設定する。
科目目的
緯度経度座標が付与されたデータを可視化し、目的に沿ったデータ加工を行えることを目的とする。また、QGISを用いて、可視化やジオプロセシングの技術を習得する。
到達目標
大きく以下の三点を理解あるいは実装できることを目標とする。
(1)空間データを適切にQGISで可視化できる
(2)QGISのツールの仕組みを理解し、基礎的なデータ加工ができる
(3)目的に応じたデータ処理方法を判断し、独力で空間分析ができる
授業計画と内容
第1回 地理情報システムの概観
第2回 GISの概念
第3回 QGISの基本操作
第4回 空間データの取り扱い
第5回 ジオプロセシング
第6回 空間データを用いたグループワーク
第7回 空間データを用いた課題の発表と討論
第8回 空間的自己相関
第9回 ポイントデータの分析
第10回 点集積の検出
第11回 空間補間
第12回 実社会でのGISの応用:産業、まちづくり
第13回 実データを用いたグループワーク
第14回 実データを用いた課題の発表と討論
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
原則として、各回の講義資料を事前に掲示します。講義資料に事前に目を通して概要を把握しておくこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 40 | 講義への参加度および各回の課題提出の成績で評価する。 |
その他 | 60 | 授業の中でデータを利用した演習課題を設定する。その課題の発表と討論の内容を評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
manabaとともに、この授業用にGoogle Classroomを用いて、補足資料の共有やショートコメントなどのフィードバックを行う。
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
Google Classroom, Google Drive, Google Colaboratoryを利用して、オンラインにも対応した授業を行う。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
講義資料・課題は、manabaあるいはGoogle Classroom上に掲示する。
参考文献:
浅見泰司, 矢野桂司, 貞広幸雄, 他編. 2015. 地理情報科学 GISスタンダード. 古今書院. ISBN:978-4772252867.
貞広幸雄, 山田育穂, 石井儀光編. 2018. 空間解析入門. 朝倉書店. ISBN: 978-4254163568.
河端瑞貴 編著. 2022. 事例で学ぶ経済・政策分析のためのGIS入門. 古今書院. ISBN:978-4772242301.