シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
経営組織特論 | 2024 | 後期 | 月2 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 磯村 和人 | イソムラ カズヒト | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-MN5-7C36
履修条件・関連科目等
組織とマネジメント全般に関する基礎的な知識があることが望ましい。しかし、関連知識があることを前提にはしないので、初学者でも履修可能である。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本講義では、組織構造のデザインとマネジメントの変革について考える。前半では、組織をマクロ的な視点から分析するためのフレームワークについて説明する。後半では、マネジメントの変革を進めていくための基本的な考え方について議論する。必要に応じて、ケースディスカッションも取り入れる。
科目目的
授業の目的は、マクロ的な視点から組織を分析するフレームワークを学ぶことにある。また、このフレームワークを活用し、組織が抱えている具体的な問題点を洗い出し、マネジメントの変革や問題解決を進めるための改善提案を策定する方法を習得する。
到達目標
到達目標は、組織を分析するフレームワークを理解し、マネジメントの変革や問題解決を進めていくための戦略や戦術を構築し、実行していく力を向上させることにある。
授業計画と内容
第 1回 イントロダクション
第 2回 組織のマクロ分析①:外部環境分析
第 3回 組織のマクロ分析②:経営理念と組織戦略
第 4回 組織のマクロ分析③:組織のコンフィギュレーション
第 5回 組織のマクロ分析④:組織のライフサイクル
第 6回 組織構造のデザイン
第 7回 事例分析とケースディスカッション①
第 8回 中間のまとめと課題の発表
第 9回 組織の病理を特定する
第10回 変革への抵抗に対処する
第11回 変革を推進するプロジェクトチームを構築する
第12回 変革プロジェクトを管理する。
第13回 事例分析とケースディスカッション②
第14回 最終のまとめと課題の発表
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業のなかで、ケースを取り上げるので、事前に読み込み、ディスカッションに積極的に参加できるようにする。また、授業で学習したことを応用する課題をアサインするので、授業と並行して準備を進める。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
平常点 | 30 | ディスカッションに積極的に参加しているか。 自分の意見を発言し、質問を投げかけているか。 |
その他 | 70 | 形 式:報告の構成は整っているか。 テーマ:課題の趣旨に沿っているか。 内 容:課題を作成する上で必要な情報を十分に収集し、活用しているか。 工 夫:独創的なアプローチで取り組めているか。 発 表:時間コントロールができているか。質疑応答は的確か。 |
成績評価の方法・基準(備考)
アサインされた課題について中間プレゼンテーションと最終プレゼンテーションの発表2回(70%=35%×2)、ディスカッションへの参加度30%によって評価する。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
中間プレゼンテーションと最終プレゼンテーションについては、発表後、1週間以内にA4で1枚程度のフィードバックシートを発表者に対して送る。
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
ディスカッションを活性化するツールとして、必要に応じてresponを活用する。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:教科書は特に指定しない。
参考書:リチャード・L・ダフト『組織の経営学』(ダイヤモンド社、2002年)。