シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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組織行動特論 | 2024 | 後期 | 金4 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 磯村 和人 | イソムラ カズヒト | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-MN5-7C37
履修条件・関連科目等
組織とマネジメント全般に関する基礎的な知識があることが望ましい。しかし、関連知識があることを前提にはしないので、初学者でも履修可能である。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本講義では、リーダーシップとコミュニケーションについて考える。リーダーシップとコミュニケーションは、オペレーション、ミドル、トップという組織階層上で成果を生み出していくために、重要な役割を果たしている。組織におけるリーダーの行動と役割を分析することによって、どのような能力がリーダーとして求められるかを明らかにする。また、それを踏まえ、リーダーシップ開発の方法について考える。さらに、チームをまとめ、モチベーションを高め、高い成果を生み出すコミュニケーション戦略について考察する。
科目目的
授業の目的は、それぞれの組織階層でどのようにリーダーシップを効果的に発揮し、コミュニケーションを図っていくか、また、どのようにそれらの能力を高めていくか、を考えることにある。
到達目標
到達目標は、リーダーの行動や役割を理解することで、リーダーとして求められる能力をどのように開発していくか、コミュニケーションを効果的に進めていくか、自らの考えをまとめることにある。
授業計画と内容
第 1回 イントロダクション
第 2回 リーダーシップ理論の展開
第 3回 リーダーの行動と役割
第 4回 リーダーの多様性と類型
第 5回 リーダーのモチベーション
第 6回 リーダーシップ開発の方法
第 7回 事例分析とケースディスカッション①
第 8回 中間のまとめと課題の発表
第 9回 状況を把握する
第10回 信頼を形成する
第11回 聴く能力を開発する
第12回 影響力を高める
第13回 事例分析とケースディスカッション②
第14回 最終のまとめと課題の発表
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業のなかでケースを取り上げるので、事前に読み込み、ディスカッションに積極的に参加できるようにする。また、授業で学習したことを応用する課題をアサインするので、授業と並行して準備を進める。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 30 | ディスカッションに積極的に参加しているか。 自分の意見を発言し、質問を投げかけているか。 |
その他 | 70 | 形 式:報告の構成は整っているか。 テーマ:課題の趣旨に沿っているか。 内 容:課題を作成する上で必要な情報を十分に収集し、活用しているか。 工 夫:独創的なアプローチで取り組めているか。 発 表:時間コントロールができているか。質疑応答は的確か。 |
成績評価の方法・基準(備考)
アサインされた課題について中間プレゼンテーションと最終プレゼンテーションの発表2回(70%=35%×2)、ディスカッションへの参加度30%によって評価する。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
中間プレゼンテーションと最終プレゼンテーションについては、発表後、1週間以内にA4で1枚程度のフィードバックシートを発表者に対して送る。
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:ヘンリー・ミンツバーグ『マネジャーの仕事』白桃書房、1993年。
参考文献:ジョン・コッター『第2版 リーダーシップ論』ダイヤモンド社、2012年。