シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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幾何形状処理特論 | 2024 | 前期 | 木2 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 森口 昌樹 | モリグチ マサキ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-PI5-8C51
履修条件・関連科目等
アルゴリズムとデータ構造、プログラミング、線型代数の基礎知識があることが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
グラフィックスや数値シミュレーションを支える技術である、幾何形状処理について学習する。3次元形状を処理するためのデータ構造やアルゴリズムを解説し、適宜実装技術も紹介する。また、曲線と曲面の微分幾何の基礎的な内容も解説する。
科目目的
グラフィックスや数値シミュレーション、製品の形状設計など「コンピュータ上で3次元形状を処理する」という場面は数多く存在する。本科目では、コンピュータ上で効率的に3次元形状を処理をするための技術を学習し、さらに幾何形状処理の基本手法を実装する技術も習得する。
到達目標
3次元形状を表現するためのデータ構造や幾何形状処理のアルゴリズムを理解し、基本手法を実装できる。
授業計画と内容
第1回 形状の表現法
第2回 面の向き,符号付き体積
第3回 ハーフエッジデータ構造
第4回 曲率
第5回 QEM (Quadric Error Metric)
第6回 交差判定と交点計算
第7回 メッシュ化
第8回 陰関数表現
第9回 領域分割
第10回 重心座標
第11回 区分線形関数
第12回 ラプラシアン
第13回 ラプラシアンの応用
第14回 ドロネーメッシュ
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
学習した手法(の基本的な部分)を実装することで理解を深める。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 70 | 幾何形状処理のデータ構造やアルゴリズムを理解し、基本手法を実装できることを評価する。 |
平常点 | 30 | 演習などの平常点を評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
必要に応じて資料を配布する。参考書は講義時に紹介する。