シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 法学基礎演習B1 | 2026 | 春学期 | 木4 | 法学部 | 西村 清貴 | ニシムラ キヨタカ | 2年次のみ | 2 |
科目ナンバー
JU-BS2-003S
履修条件・関連科目等
講義担当者による「法思想史」を併せて受講することが望ましいが、必須ではない
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
指定したテキストの内容について、あらかじめ定めた各回の担当者が、要旨や疑問点、解説をまとめた報告レジュメを作成した上で報告を行い、当該報告に対し、受講者および教員による質疑応答を行う。
本年度は、社会契約論者の議論を確認していく。春学期では、トマス・ホッブズを取り扱う
科目目的
指定したテキストや参考文献の読解を通じて、基礎的な社会や法に関する知識を身につけるとともに、レジュメ作成や議論への参加を通じて、問題解決能力や批判的・創造的態度を獲得することを目的とする。
到達目標
受講者が以下の知識、能力を身につけることを目標とする。
(1)指定したテキストや参考文献の読解を通じて、基礎的な法的知識を身につける。
(2)レジュメ作成を通じて、テクストの正確な読解、要旨の整理を行う能力を身につけるとともに、他者に対して、テキストについて自分が賛同できる点、できない点、疑問点をわかりやすく提示する能力を身につける。
(3)報告を聞く側の場合、報告者に対し、適切に疑問点、コメントを提示する能力を身につける。
授業計画と内容
1 ガイダンス、自己紹介、今後の予定の設定等
2 テキスト講読第1回:序説 第1部 人間について 第1章 感覚について 第2章 想像について
3 テキスト講読第2回:第3章 想像の継起あるいは連続について 第4章 言葉について
4 テキスト講読第3回:第5章 推論および学問について 第6章 一般に情念と呼ばれる意図にもとづく運動の内的端緒と、それが表現される言葉について
5 テキスト講読第4回:第7章 論究の終結あるいは解決について 第8章 一般に知的と呼ばれる諸能力と、それらとは反対の諸欠陥とについて
6 テキスト講読第5回:第9章 知識のさまざまな主題について 第10章 力、値打ち、位階、名誉、ふさわしさについて
7 テキスト講読第6回:第11章 態度の相違について 第12章 宗教について
8 テキスト講読第7回:第13章 人間の至福と悲惨さとをめぐる彼らの自然状態について 第14章 第一、第二の自然法と契約について
9 テキスト講読第8回:第15章 その他の自然法について 第16章 人格、本人および人格化されたものについて
10 テキスト講読第9回:第2部 政治的共同体について 第17章政治的共同体の諸原因、発生、定義について 第18章 設立による主権者の諸権利について
11 テキスト講読第10回:第19章 設立による政治共同体のいくつかの種類および主権者権力の継承について 第20章 父権的支配および専制的支配権について
12 テキスト講読第11回:第21章 臣民の自由について 第22章 政治的および私的な従属的諸組織について 第23章 主権者権力の公的な代行者について
13 テキスト講読第12回:第24章 政治的共同体の栄養と生殖について 第25章 助言について 第26章 国法について 第27章 犯罪および罪の免除と軽減について
14 テキスト講読第13回:第28章 処罰と報酬について 第29章 政治的共同体を弱体化させ、あるいはそれを解体へと向かわせることがらについて 第30章 主権者としての代表の職務について 第31章 自然による神の王国について
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
テキストや参考文献の読み込み、レジュメ作成
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 平常点 | 20 | ゼミにおける議論への主体的参加の態度 |
| その他 | 80 | 報告の完成度 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト
トマス・ホッブズ『リヴァイアサン 上』(ちくま学芸文庫、2022年)ISBN-13:978-4480511430
参考文献
梅田百合香『甦るリヴァイアサン』(講談社、2010年) ISBN-13:978-4062584739
重田園江『社会契約論』(ちくま新書、2013年) ISBN-13:978-4480067425
長尾龍一『リヴァイアサン』(講談社学術文庫、1994年) ISBN-13:-978-4061591400
その他特記事項
■授業の工夫■
本演習では、文献を正確に読み、まとめる力を身につけるために文献購読を行う。
各受講者においては、とりわけ自身の担当分について、可能な限り正確に理解し、また、ほかの受講者や教員から寄せられる疑問点等について答えられるように準備してもらいたい。
また、各回の担当者には、作成したレジュメをmanabaを通じてほかの受講者と共有してもらう。