シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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法学基礎演習A1 | 2024 | 春学期 | 火4 | 法学部 | 小宮 靖毅 | コミヤ ヤスタケ | 1年次のみ | 2 |
科目ナンバー
JU-AD1-005S
履修条件・関連科目等
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学修・履修が望ましい関連科目・関連分野はありません
【 が、語学の時間を大切にしてください 】
一方、この演習に参加する条件としたいのは…
・「考える」のがイヤでない
今はイヤだけど、それじゃイヤだと思っている、
あるいは、考えていることはあるはずなのに、
それを誰かに伝えようとすると上手くいかない、を含む
・練習というものの苦しさを知っている
ラクをしても結果は出せないと知っている、を含む
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授業で使用する言語
日本語/その他
授業で使用する言語(その他の言語)
正確な日本語
授業の概要
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知る、考える、問う、答える、伝える、…
いずれもことばの操作です。
法学部の時間は「ことば」とその操作で埋め尽くされています。
そのほとんどが自然言語、大半が日本語という名のことばです。
そこで、できるだけ思い通りにことばを遣えるように練習をします。
正確さを意図して書かれたことばの代表である(はずの)
「決まり」について「考え」、うまくことばを操作しましょう。
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科目目的
[ 法学 × 基礎 × 演習 ]
法学 の 基礎 を 演習で
I. 日本語能力
資料を見つける ~ 誤解しない ~ 意見を持つ ~ 人に聞いてもらう
II. 法のことばの扱いに慣れる
ひとつの解決に至る ~ 実際に「決まり」を書く
III. 問うことと答えること
筋道を立てて考える ~ 形式を整える大切さを知る
A1では [ I. と II. ]に重点を置きます。
★ 履修を終えた先輩たちからの みなさんへのメッセージ
法律や判例を読む際に持つべき視点を、様々な題材をもとに養うことができます。
その題材には、今、日本で問題になっている事例が取り上げられるため、考え甲斐が
あると思います。一つ一つが次に取り組むことへとつながっているため、段階を踏ん
で思考を深めていくことができます。
毎回のグループワークでは緊張感なく他の生徒と意見交換ができました。
法律とじっくり向き合って、時間をかけて学びたい人に履修してほしいです。
到達目標
(1) 今のきまりのままがいいことと、変えた方がいいこととを、
区別できるようになろう
(「面倒を避ける」をやめてみよう)
(2) 変えた方がいいことを変えるために、
日本語をつかいこなそう
(フェイクなしに、他人に伝えよう)
(3) 独りでできないことを成し遂げるために、
共同作業に慣れよう
(独りで考え、それを共有し、自分を変化させ、
再び独りで考える…をくりかえそう)
(4) 新しいことを知り、自分の視野を拡げよう
授業計画と内容
01 【導入】
02 【要約】 要約をまじめにやってみる
03 【要約】要約を技術として考えてみる
04 ー図書館情報検索講習ー 「大学は図書館だ」
05 【ことばで人をうごかす】規則を書いてみる ❶「廊下を走りたい」
06 規則を書いてみる❷(条文を考える)
07 規則を書いてみる❸「たくさんのおやつ」
08 規則を書いてみる❹(趣旨/ステークホルダー)
09 規則を書いてみる❺「ちいさな町の議会の選挙」
10 規則を書いてみる❻(「改正」)
11 「プロの書いたレポートを批判する」
12 夏休みの課題・個人レポートの研究計画確定(Group A)
13 夏休みの課題・個人レポートの研究計画確定(Group B)
14 ふりかえり
☆上記はすべて予定です。
つまり、みなさんの様子に応じて進度を調整したり、
素材をより適切なものに替えたりすることがあります。
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間内で必要な情報を事前に入手すること、
および、
授業時間内の共同作業の結果を個人で咀嚼すること
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | (ここでは、各回の成果物をレポートと称している) ・課題に十分に答えている ~ 課題を発展させる答えを導いている |
平常点 | 60 | ・課題に取り組み、成果をあげている ・授業時間内の(共同)作業が成立するよう、授業時間外の準備をしている |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
演習であり、もとより双方向
(遠隔形式となっても、リアルタイムである)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
配布資料を用意する