シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 独文基礎演習(2)A | 2026 | 前期 | 水2 | 文学部 | 羽根 礼華 | ハネ レイカ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-DT2-C021
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/ドイツ語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
アルトゥル・シュニッツラー(1862-1931)の『夢小説』(1926)を取り上げ、文学テクストを構成する個々の要素や技法に注目して分析・考察を行います。その上で、『夢小説』が原作の映画『アイズ ワイド シャット』(スタンリー・キューブリック監督、1999)との比較も試みます。加えて、文献調査方法、口頭発表や議論の作法、ハンドアウトの作成方法といったアカデミック・スキルの基礎を確認し、実践を通して身につけていきます。
科目目的
この科目は、文学テクストの分析方法を学ぶと共に、基礎的なアカデミック・スキルを身につけることを目的としています。
到達目標
・文学テクストの分析方法を学ぶこと。
・感性を大切にしつつも、印象や感想を述べるに留まらず、何らかの印象や感想を生むに至ったテクスト中の要素や文化的・社会的要因に意識を向けながら議論できるようになること。
・授業で取り上げる作品、およびその作者と成立背景についての知識と理解を深めること。
・アカデミック・スキルの基礎を身につけること。
授業計画と内容
第1回 イントロダクション
第2-5回 『夢小説』第1章、第2章
第2回 作者、語り手、焦点化
第3回 語りと会話、意識の流れ
第4回 時間
第5回 イメジャリー
第6回 『夢小説』第3章:グループ発表①
第7回 『夢小説』のアダプテーション:『アイズ ワイド シャット』①:第3章との比較
第8回 『夢小説』第4章(前半):グループ発表②
フロイトとシュニッツラー
第9回 『夢小説』第4章(後半):グループ発表③
反復
第10回 『夢小説』第5章:グループ発表④
夢
第11回 『夢小説』第6章(前半):グループ発表⑤
貞節、不貞、自己犠牲
第12回 『夢小説』第6章(後半):グループ発表⑥
『夢小説』のアダプテーション:『アイズ ワイド シャット』②:謎に関する比較
第13回 『夢小説』第7章
『夢小説』のアダプテーション:『アイズ ワイド シャット』③:第7章との比較
第14回:総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
講読テクストの指定範囲を注意深く読んだ上で、授業に臨んでください。言語的・内容的に理解できない箇所がある場合には、マークしておきましょう。また、講読テクストの言語表現や内容について、気づいたことや考えたことをメモしておいてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 期末試験(到達度確認) | 50 | 授業で扱った内容を理解しているか、文学テクストを適切な方法で分析できているか、筋の通った議論が展開できているかを評価します。 |
| 平常点 | 30 | 予習の状況と議論中の発言を基準とします。 |
| その他 | 20 | 【口頭発表】準備(ハンドアウト等を含む)の状況、発表の内容、質疑応答中の発言を基準とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
口頭発表については、授業時間内にフィードバックを行います。また、履修者の希望に応じて、授業内に限らずフィードバックの時間を設けます。
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manaba
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【テキスト】
アルトゥル・シュニッツラー(1990)『夢小説・闇への逃走 他一篇』池内紀・竹村知子訳、岩波書店、33-166ページ[岩波文庫]
【参考文献】
廣野由美子(2005)『批評理論入門:『フランケンシュタイン』解剖講義』中央公論新社[中公新書]
廣野由美子(2021)『小説読解入門:『ミドルマーチ』教養講義』中央公論新社[中公新書]
*上記以外の文献は授業中に随時紹介します。
その他特記事項
原則として、正当な理由なく4回以上欠席した場合には、F評価とします。遅刻3回で欠席1回とみなします。