シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 独文基礎演習(2)B | 2026 | 後期 | 火4 | 文学部 | 石見 舟 | イシミ シュウ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-DT2-C022
履修条件・関連科目等
ご興味があれば「ドイツ文化講義」(石見担当)の受講をおすすめします。
授業で使用する言語
日本語/ドイツ語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
■文学作品と演劇上演の分析、研究論文執筆の基礎を習得します。
■取りあげるのは、作家ゲオルク・ビューヒナー(1813-37)の小説《レンツ》と戯曲《ヴォイツェク》です。
19世紀に書かれたこれら未完の作品は、今もなお世界中の演劇人/読者を魅了し、新しい試みを生み出しています。
様々な視点から読み解くことを通して、ドイツ語圏の演劇学等で論じられているテーマについて学びます。
■具体的には、小説・戯曲・理論を読んで考え、それについてディスカッションで他の参加者と共有します。
戯曲の翻訳についてドイツ語の運用についても学びます。
■第10~13回については、上演作品等の映像をもとに、各参加者に発表・ディスカッションをしていただきます。また、第14回では受講生の理解の度合いを確認します。
科目目的
・文学作品と舞台上演を解釈し分析するための基礎的方法を修得する。
・文学作品と舞台上演に関する研究論文執筆方法の基礎を修得する。
・文学作品と舞台上演に関する解釈をプレゼンテーションして質疑応答する能力を養成する。
到達目標
・各人が独自に文学作品や舞台上演を要約・分析した結果を、ディスカッションで他者に正しく伝達できる。
・文学作品と舞台上演について簡潔にまとめ、発表できる。
・ディスカッションや発表を通して考えたことを深め、簡潔な論文を執筆できる。
授業計画と内容
第1回 授業案内&小説《レンツ》導入
第2回 小説《レンツ》(8-36頁)を読む:基礎知識の確認
第3回 小説《レンツ》(36-65頁)を読む:作家ビューヒナーの特徴
第4回 小説《レンツ》総括&戯曲《ヴォイツェク》導入
第5回 戯曲《ヴォイツェク》(68-95頁)を読む:戯曲の特徴
第6回 戯曲《ヴォイツェク》(95-124頁)を読む:断片性
第7回 戯曲《ヴォイツェク》総括&上演例(演出家演劇)
第8回 オペラ《ヴォツェック》:作曲と上演例
第9回 戯曲《ヴォイツェク》:翻訳
第10回 《ヴォイツェク》の分析(1):テクスト・クリティーク&後世への影響
第11回 《ヴォイツェク》の分析(2):ヘルツォーク監督映画
第12回 《ヴォイツェク》の分析(3):演出・上演分析
第13回 《ヴォイツェク》の分析(4):オペラ上演分析
第14回 総括・まとめ:理解の確認
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・第9回では指定箇所を翻訳する。
・第10-13回は、視聴覚資料を鑑賞し、背景や分析についてまとめる。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| レポート | 50 | 期末レポートの内容の充実度(調査の十分さ、論理的一貫性、分析視点の独創性)をもって評価します。 |
| 平常点 | 50 | 各授業での十分な予習と発言の積極性で評価します。 また、担当発表時の資料・プレゼンテーションの充実度についても評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
原則として、正当な理由なく4回以上欠席した場合には不合格とします。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【テクスト(授業内で配布予定です)】
・ゲオルク・ビューヒナー(岩淵達治訳)『ヴォイツェク ダントンの死 レンツ』岩波文庫、2006年、ISBN: 9784003246917。
【参考文献】
・ゲオルク・ビューヒナー(日本ゲオルク・ビューヒナー協会有志訳)『ゲオルク・ビューヒナー全集』鳥影社、2011年、ISBN: 978-4-86265-317-8。