シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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特別演習D | 2024 | 後期 | 他 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 坂本 隆 | サカモト タカシ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-OC5-SN15
履修条件・関連科目等
統計学の基本的な知識は学習済みであることが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
「人にやさしい情報環境」を提案あるいは開発するためには、人の知覚・認知特性を熟知すると共に、人がどのように感じ、どのように考え、どのように行動するのか、それらに配慮しながら「情報をデザインする」という視点が必要になる。本演習では、人と情報機器のインタフェース、知覚・認知支援技術、情報取得・提示技術などを題材に、様々なデザインとアイディアを検討し、それらを情報技術として具現化する技法について学習する。具体的には国際会議での研究報告を目指すアクティブラーニング形式の演習をする。
科目目的
最新の論文から得られる専門的知識と、研究遂行の過程で得られる実践的な知識とを融合させ、自立した研究者と高度の専門職業人の養成を目的とする。
到達目標
以下の二つを目標とする。
(1) 特定の研究分野について、最新情報を熟知するとともに、その研究分野の将来について十分な見識を持つ。
(2)研究を通じて新規な発見・発明を行い、その成果を論文としてまとめる。
授業計画と内容
1.国際会議の会場、進行、発表形式
2.英語による口頭発表のポイント
3.英語によるポスター発表のポイント
4.国際会議の発表申込(投稿システム)
5.国際会議の参加申込(クレジットカード)
6.英語プレゼンテーション:SessionとTitle(実習)
7.英語プレゼンテーション:全体構成(実習)
8.英語プレゼンテーション:Contributions(実習)
9.英語プレゼンテーション:Introduction(実習)
10.英語プレゼンテーション:Methods(実習)
11.英語プレゼンテーション:Results(実習)
12.英語プレゼンテーション:Conclusion(実習)
13.英語プレゼンテーション:英語スピーチ(実習)
14.産業技術総合研究所における職務経験からのアドバイス※
※本演習を担当する講師は、国立研究開発法人産業技術総合研究所における研究職を本務としており、課題1~14を常日頃から実践しているため、その経験に基づく総括を行う
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
関連する研究報告や論文を的確かつ効率よく検索することができるよう、Google Scholarなどを用いた情報検索、論文情報などを公開している学術リポジトリ利用が必要となるので、日頃から習熟しておくこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 60 | レポートの代わりに,学会発表の予稿原稿,国際会議の論文原稿などの作成を課題とする.与えられた課題に対するアプローチ,論理性,調査法,まとめ方などを評価する. |
平常点 | 40 | 研究進捗の度合いのみならず,質疑応答への対応や,課題遂行への熱意なども評価対象とする. |
成績評価の方法・基準(備考)
研究の進捗と研究分野の理解度を以って評価する。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
パソコン(タブレット端末も可)を使用して、専門論文を検索したり、サーベイしたり、あるいはプレゼンテーション資料を作成したり、抄録を作成したりする。slack等のグループウエアを活用し、双方向性を高める。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
本演習を担当する講師は、本務が研究職(国立研究開発法人産業技術総合研究所)であり、課題1~14の各項目内容を実務として実践した経験を有している。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
本演習を担当する講師は、国立研究開発法人産業技術総合研究所において、課題1~14の各項目 内容を常日頃から実務として実践しているので、その経験に基づいて授業を実施する。
テキスト・参考文献等
授業の中で適宜指示する。