シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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情報セキュリティ特別演習Ⅱ | 2024 | 後期 | 土3 | 理工学研究科博士課程後期課程 | 五井 孝 | ゴイ タカシ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-IG6-IN02
履修条件・関連科目等
特になし
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
情報セキュリティマネジメントや情報セキュリティ技術の分野における論文や事例紹介を中心としたゼミナール形式の演習を行うとともに、各自の適性と興味に応じて研究課題を選んでその成果をリサーチペーパーの形に纏める。なお、リサーチペーパー提出にあたっては、履修生による中間報告会と最終報告会を予定している。
本演習では、情報セキュリティの技術的側面に注目した理論的な研究だけではなく、情報セキュリティに対する社会的な要請、情報セキュリティとビジネス活動との関係などを踏まえて研究する。これを基礎として、履修生各自の適性と興味に応じて研究課題を選定し、発表と討論を通じて研究を深める。研究課題の選定と研究手法については履修生の自主性を尊重し、適宜、助言と指導を行う。
科目目的
情報セキュリティマネジメントや情報セキュリティ技術の分野に関わる様々な知見を高めることを目的とする
到達目標
情報セキュリティマネジメントや情報セキュリティ技術の分野に関わる様々な知見について研究する。
情報セキュリティ特別演習Ⅰに続き、研究課題をリサーチペーパーの形に纏めることを目標とする。
授業計画と内容
以下の三つの内容について、14回にわたって授業を行う。
1.教員による論文、研究事例紹介:論文の読み方のポイントなどについて解説を加えつつ、最新の知識を紹介する。
2. 履修生による論文、研究事例紹介:注目する論文、研究事例をサーベーし、それを読み、その内容を理解するとともに、それを紹介する。
3. リサーチペーパー作成:研究成果をリサーチペーパーの形に纏め、発表する(博士前期課程1編、博士後期課程3編)。
以下、授業計画の例を記載する。
第1回 イントロダクション、情報セキュリティ特別演習Ⅱについて
第2回 テーマ,リサーチ目標,リサーチ方法の見直し
第3回 教員による論文紹介①
第4回 教員による論文紹介②
第5回 学生による論文紹介①
第6回 学生による論文紹介②
第7回 見直したテーマ,目標,研究方法の各自発表①
第8回 見直したテーマ,目標,研究方法の各自発表②
第9回 研究進捗発表
第10回 研究進捗発表と内容指導
第11回 リサーチペーパーの執筆開始
第12回 最終成果発表資料の作成
第13回 最終成果発表の練習
第14回 最終成果発表
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
リサーチペーパーのテーマを意識して、授業に臨むこと。授業の内容を踏まえて、リサーチペーパーの作成に取り組むこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 90 | 前期に設定した研究課題を踏まえたリサーチペーパーの作成と内容 |
平常点 | 10 | 授業への取組状況 |
成績評価の方法・基準(備考)
リサーチペーパー作成の取組状況等を参考にして、リサーチペーパーの内容で評価する。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
・金融系シンクタンクにおける監査業務/コンサル業務
・日本内部監査協会研修講師
・情報処理技術者試験委員
・システム監査技術者、公認情報システム監査人(CISA)の資格保有
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
実務ではどのように行われているのか、実例を交えて理論と結び付けて解説する。
テキスト・参考文献等
履修生の研究課題、理解度などに応じて、個別に指示する。