シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ドイツ語学Ⅱ(1)(3):講義 | 2026 | 前期 | 水3 | 文学部 | 林 明子 | ハヤシ アキコ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-LG2-C203,LE-LG2-C203
履修条件・関連科目等
⑴ 本授業は、後期開設の「ドイツ語学II⑵⑷:演習」の前提となる授業である。
⑵ 本授業に加えて「ドイツ語学I ⑴⑶:講義」も合わせて受講することが望ましい。
授業で使用する言語
日本語/ドイツ語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本科目では、特に、広義の応用言語学(語用論・社会言語学・文章・談話の研究など)を中心に、言語研究の多様なアプローチとそこで用いられる基本的な概念・分析方法について、身近な具体例を通して学ぶ。今年度は語用論に関する事項を取り上げる。
「講義」科目ではあるが、受け身で話を聞いていても理解は深まらない。実際に言語を分析してみることが重要である。そこで、授業中の活動には、分析作業や意見交換の場を積極的に取り入れる。
科目目的
言語学分野の基礎知識と多様な方法論を知ることによって、言語学はもちろん、文学・文化学・演劇学・歴史学・美術/芸術などの他分野にあっても、言語の背景にある社会や文化に客観的に迫る力を身に付ける。言語学分野を専門としようとする履修者にとっては、近い将来、自分自身で組み立てる調査、そのためのデータ収集・分析にあたって、自分の道具となってくれる専門用語や方法論を整理・発見する一助となる。
到達目標
「言語学」という学問分野で繰り広げられるアプローチの多様性を知り、基礎的な知識と「ことば」をめぐる様々な観点、研究方法を知ることを目標とする。然るべき方法論に則って、言語事実を客観的かつ正確に観察・分析するプロセスを学ぶ。それを通して言語の背景にある社会や文化に客観的に迫る力を身に付ける。
授業計画と内容
* 履修者の関心に応じて内容を変更する場合もある。
⑴ 語用論とは何か:隣接領域との関係
⑵ 意味論的意味と語用論的意味:deutsche Satzsemantik
⑶ 言語を用いた行為はどのように機能するか
⑷ 命題(Proposition)
⑸ 発話行為理論(Sprechakttheorie)
⑹ 直接発話行為と間接発話行為
⑺ コンテクストとは何か:定義と分類
⑻ 言語的コンテクストから社会文化的コンテクストまで
⑼ コンテクスト化の合図(Contextualization cues)
⑽ 発話の再現と再コンテクスト化
⑾ 会話分析と語用論
⑿ 実際の会話分析で用いる概念・方法論・根本的な分析の軸
⒀ 語用論とダイクシス(指示語用論)
⒁ 総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 期末試験(到達度確認) | 70 | 当該分野の基本的な概念や方法論を十分理解し、自分自身の分析に応用できるだけの能力を身につけたかどうかを評価の対象とする。 |
| 平常点 | 30 | 授業中の活動や授業内容を受けて出す提出課題を通して、基礎的な知識や方法論を身に付けたかどうか、分析課題にどう取り組んだかを評価する。授業後に提出する「今日の気づき・ひらめき」などを通して理解を確認するとともに、そこに記された発展的な「気づき」も重視した上で採点する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
原則として、出席率が70%に満たない者、課題未提出の者はE判定となるので注意すること。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manabaを用いて、学生の反応や「気づき」を把握し、クラスで共有しながら授業を進める。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト・参考文献等
<参考文献>
加藤重広、澤田淳編(2020)『はじめての語用論 ¬-基礎から応用まで-』研究社
窪薗晴夫編著(2019)『よくわかる言語学』ミネルヴァ書房
Bergmann, R.,Pauly, P., Stricker, S. (2005) Einführung in die deutsche Sprachwissenschaft. Vierte Auflagen. Heidelberg: Universitätsverlag Winter.
Bergmann, R.,Pauly, P., Stricker, S. (2010) Einführung in die deutsche Sprachwissenschaft. Fünfte Auflagen. Heidelberg: Universitätsverlag Winter.
<辞典/事典類>
*専門の辞典類は、専門用語を中心に予・復習の役に立つ。
亀井孝他編著(1996)『言語学大辞典 第6巻 術語編』三省堂
小池生夫編集主幹(2003)『応用言語学事典』研究社
斎藤純男・田口義久・西村義樹編(2015)『明解言語学辞典』三省堂
ドイツ言語学辞典編集委員会編(編集主幹: 川島淳夫)(1994)『ドイツ言語学辞典』紀伊國屋書店屋書店
*その他、参考文献は授業の中で紹介する。
その他特記事項
連絡方法:オフィスアワーを含め、まずはmanabaまたはメールでご連絡ください。メールアドレスは、授業開始後、履修者にお知らせします。