シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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感性ロボティクス特別演習第一 | 2024 | 前期 | 他 | 理工学研究科博士課程後期課程 | 加藤 俊一 | カトウ トシカズ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-HI6-JN01
履修条件・関連科目等
特になし。
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
感性ロボティクス副専攻は、人にやさしい情報空間・実空間を実現するために、感性工学・ロボティクス領域を融合させた研究を行う。
このような研究領域での共同プロジェクト研究に関する論文の指導を中心として行う。
(後期課程第一年次生に対して、各年度の前期に開講)
科目目的
人にやさしい情報空間・実空間を実現するために、感性工学・ロボティクス領域を融合させたインターディシプリナリーな研究の進め方、評価の仕方、論文のまとめ方の指導を中心として行う。
到達目標
感性工学・ロボティクス領域を融合させたインターディシプリナリーな研究の進め方、評価の仕方、論文のまとめ方を修得する。
感性ロボティクス副専攻での共同プロジェクトにおいて、自身の研究課題を設定し、研究を遂行し、成果を論文としてまとめることができるようになる。
授業計画と内容
以下の五つの内容について、14回にわたって授業を行う。
1. 教員による論文、研究事例紹介: 論文の批評的な読み方で解説を加えつつ、最新の知識を紹介する。
2. 学生による論文、研究事例紹介: 注目する論文、研究事例をサーベイし、それを読み、その内容を理解するとともに、それを紹介する。
3. 研究課題設定: 自分の研究課題を設定し、以降の研究の進め方を発表する。
4. 研究の実施: 計画に基づいて、科学的な方法で研究を進める。
5. 成果の報告: 研究成果や研究の進行状況をレポート・論文としてまとめて発表する。
以下、授業計画の例を記載する。
日程は学生と調整して決め、各回1コマの研究指導とする。進捗により変更の可能性もある。
第1回 イントロダクション、特別演習Ⅰについて
第2回 文献調査の方法
第3回 教員による論文、研究事例紹介①
第4回 教員による論文、研究事例紹介②
第5回 学生による論文、研究事例紹介①
第6回 学生による論文、研究事例紹介②
第7回 討論した論文・研究事例についてさらに深く検討①
第8回 討論した論文・研究事例についてさらに深く検討②
第9回 学生による研究推進(研究に必要なデータ収集)①
第10回 学生による研究推進(研究に必要なデータ収集)②
第11回 学生による研究推進(研究に必要なデータ収集)③
第12回 リサーチペーパー作成に向けて研究課題案を複数比較検討
第13回 リサーチペーパー作成に向けて研究課題案の絞り込み
第14回 リサーチペーパー作成に向けて研究課題の確定、研究計画のとりまとめ
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
a. 注目する論文、研究事例をサーベイし、それを読み、その内容を理解するとともに、それを紹介するための準備を進める。
b. 自分の研究課題を設定し、研究の進め方を計画する。
c. 計画に基づいて、科学的な方法で研究を進める。
d. 研究の進行状況をレポートとしてまとめて、報告する準備をする。終盤には、研究成果をレポート・論文化を進める。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 期末に提出される研究報告レポートで評価する。 A:ユニークな着眼点で課題を設定し、意義ある結果を得て、また、適切にレポートにまとめている。 B:ユニークな着眼点で課題を設定し、その結果を適切にレポートにまとめている。 C:課題の設定と計画に基づいて取り組んだ結果を、適切にレポートにまとめている。 D:取り組みの内容を、レポートにまとめている。 |
平常点 | 50 | 授業への参加、及び、授業間の取り組みを着実に行っているかどうかで評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
(*) 期末に提出するレポートは、取り組んだ課題に関連して当該期間に行った学会発表論文やその抄録で、これに代えることができる。
(*) レポートの様式は、本研究科が定める書式に合わせて提出すること。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
LMSのmanaba以外にも、適切なコミュニケーションツール、情報共有プラットホーム(例:Slackなど)を用いて、フィードバックする場合もある。
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
研究室内で連絡用に様々なコミュニケーションプラットホームを活用しており、これらを総合的に活用して、研究指導・情報共有・課題提出・グループ討議・プレゼンテーションなどを行う
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
必要に応じて紹介する。
その他特記事項
英語が母語、あるいは、英語によるコミュニケーションの方が日本語によるコミュニケーションよりも理解につながる学生に対しては、英語で指導する。