シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
入門演習 | 2024 | 前期 | 金4 | 経済学部 | 八田 幸二 | ハッタ コウジ | 1年次のみ | 2 |
科目ナンバー
EC-AD1-01XS
履修条件・関連科目等
特にありません。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、協調性及び自己管理力(専門知識を活かせるだけでなく、チームワークの経験から学んで、他人と協調し、自己を管理することができる)の修得に関わる科目です。また、創造的思考力(総合的な学習体験に基づいて、ものごとを創造的に思考することができる)の修得に関わる科目です。
【授業テーマ】:「日本経済の状況と貧困問題」
この授業では、1年生が経済学を学ぶにあたって日本の経済状況や経済政策に関する自分なりの見解をもつために、現在の日本の経済状況や貧困問題について学んでいきます。
また、この授業ではパソコンの講習会や図書館の利用方法に関する講習を通じて、PCスキルを身に付けるとともに、資料収集を効率よくできるようにしていきます。なお、この授業の具体的な履修の仕方は、初回授業で説明します。
科目目的
現在の日本の経済状況や貧困問題について自分なりの考えをもち、それを授業中に述べることができるようになること。
到達目標
上記の目的を達成するために、テキストを精読することを通じて筋道を立てて物事を考えられるようになること。
授業計画と内容
この授業では、以下の項目について学んでいきます(ただし、授業の進度などによって若干の変更はあり得ます)。
1.ガイダンス
2.Word講習会
3.本当の貧困の話をしよう・はじめに
4.Excel講習会
5.すぐそこにある貧困
6.Power Point講習会
7.途上国のスラムで生きる
8.図書館講習
9.底辺に落ちた子供たち
10.学校じゃ教えない話
11.貧困と少年犯罪
12.格差を越えて、未来をつくる
13.未来を変える方程式について
14.総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
予習として、次回の授業で検討するテキストの箇所は必ず読んで授業に参加してください。また、復習として、必ず前回の授業において議論した内容を再確認してください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
レポート | 50 | この授業で扱った内容に関する基礎知識を理解したうえで、レポート課題について自分なりの観点を交えて論述しているかどうかを評価の基準とします。 |
平常点 | 50 | 授業への参加・貢献度、受講態度(意見の表明、他の学生と協調して学ぶ態度等)の状況を評価基準とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト 石井光太(2022)『本当の貧困の話をしよう』文春文庫。
参考文献 八田幸二・佐藤拓也・武田勝(2019)『攻略!! 日本経済〈改訂2版〉』学文社。
なお、テキストと参考文献の購入については初回授業の際にお話します。
その他特記事項
現代の日本経済や貧困問題に興味をもっている人の履修を希望します。1年生向けの授業ですので、当然、予備的な知識の有無は一切問いません。最初は、難易度の低いところから始めていきます。
演習形式の授業は講義形式の授業とは異なり、参加者の積極的な質疑応答が中心となります。当初は慣れないかもしれませんが、経済学を学ぶ大学生として、誠実かつ真摯にこの授業に参加して欲しいと思います。