シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 専門演習(4)(10)/ゼミ演習(4)(10) | 2026 | 通年 | 月4 | 文学部 | 羽根 礼華 | ハネ レイカ | 3年次配当 | 4 |
科目ナンバー
LE-DT3-C804,LE-DT4-C810
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
近現代のドイツ語圏に関わる旅行文学を取り上げ、出発と帰還、移動、目的地、放浪、滞在、宿、郷愁、風景描写、出会いと別れ、他者との遭遇、異文化体験などの点に注目して読み解きます。
授業で取り上げるテクストの一部は、ドイツ語で読みます。①比較的少ない分量を統語構造や語句の意味を確認しながらゆっくりとした速度で丁寧に読む、②ある程度まとまった分量をAI翻訳を活用しつつ読む、という二つの読み方を試します。
授業にはグループ・ワークを多く取り入れ、互いに協力しながら学びを深めます。論文執筆に関わる作業の一部についても、共同で行う時間を設ける予定です。
科目目的
この科目は、実践を通じて文学テクスト分析の方法や学術的な発表・議論・論文執筆の作法を学ぶこと、および文学分野の研究に必要なドイツ語力を身につけることを目的としています。
到達目標
・文学テクスト分析の方法を習得すること。
・学術的な発表・議論・論文執筆の作法を学ぶこと。
・授業で取り上げる作品、およびその作者と成立背景についての知識と理解を深めること。
・ドイツ語の文学テクストを読む力をつけること。
・機械翻訳を適切に利用できるようになること。
授業計画と内容
【前期】
第1回:イントロダクション
第2-5回:ゲーテ『イタリア紀行』「カールスバートからブレンナー峠まで」「ローマ」
第2回:テクスト構造分析
第3回:言語表現の分析
第4回:テクスト外情報参照
第5回:解釈
第6回:論文執筆について
第7-11回:Yoko Tawada „Eine Scheibengeschichte“
第7回:統語構造分析
第8回:和訳
第9回:テクスト外情報参照、テクスト構造分析
第10回:解釈
第11回:論文執筆に関する作業
第12-15回:ハインリヒ・ハイネ『ドイツ、冬物語』第1-7章
第12回:テクスト構造分析
第13回:言語表現の分析
第14回:テクスト外情報参照
【後期】
第15回:解釈
第16-20回:Ilse Aichinger „Aus der Geschichte der Trennungen“
第16回:統語構造分析
第17回:和訳
第18回:テクスト外情報参照
第19回:テクスト構造分析
第20回:解釈
第21回:ゼミ論文中間発表①小説
第22回:ゼミ論文中間発表②詩
第23回:ゼミ論文中間発表③戯曲、その他
第24回:卒業論文・卒業研究発表①文学(小説、詩)
第25回:卒業論文・卒業研究発表②文学(戯曲、その他)
第26回:卒業論文・卒業研究発表③文化
第27回:卒業論文・卒業研究発表④思想
第28回:総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・講読テクストの指定範囲を注意深く読んだ上で、授業に臨んでください。言語的・内容的に理解できない箇所がある場合には、マークしておきましょう。また、講読テクストの言語表現や内容について、気づいたことや考えたことをメモしておいてください。
・授業で取り上げた作家の他の作品や授業テーマに関わる他の文献も積極的に読んでください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| レポート | 50 | 【ゼミ論文】テーマ設定は明確か、先行研究を適切に参照しているか、分析対象とするテクストの読解は妥当か、議論の筋は通っているか、学術論文としての体裁は整っているかを評価します。 |
| 平常点 | 30 | 予習の状況と議論中の発言を基準とします。 |
| その他 | 20 | 【口頭発表】準備(ハンドアウト等を含む)の状況、発表の内容、質疑応答中の発言を基準とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
ゼミ論文については、個別に面談の時間を設け、フィードバックを行います。口頭発表については、授業時間内にフィードバックを行います。また、発表者の希望に応じて、授業内に限らず、フィードバックの時間を設けます。
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manaba
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【テキスト】
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(2021)『イタリア紀行』鈴木芳子訳、光文社
ハインリヒ・ハイネ(1972)『アッタ・トロル/ドイツ冬物語』井上正蔵訳、角川書店
Ilse Aichinger (2007) Unglaubwürdige Reisen. Frankfurt a. M.: Fischer Taschenbuch Verlag.
Yoko Tawada (2002) Überseezungen. Tübingen: Konkursbuch Verlag Claudia Gehrke.
*以上より授業に必要な部分を抜粋して配布します。
【参考文献】
授業中に随時紹介します。
その他特記事項
原則として、正当な理由なく1学期につき4回以上欠席した場合には、F評価とします。遅刻3回で欠席1回とみなします。