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シラバスデータベース|2026年度版

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ホーム > 講義詳細:ドイツ語学Ⅱ(2)(4):演習

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
ドイツ語学Ⅱ(2)(4):演習 2026 後期 水3 文学部 林 明子 ハヤシ アキコ 2~4年次配当 2

科目ナンバー

LE-LG2-C855,LE-LG2-C856

履修条件・関連科目等

⑴「独文基礎演習」「ドイツ語学I⑴⑶:講義」「ドイツ語学I⑵⑷:演習」もしくは国語学、英語学を含む言語学分野の授業を履修済みで、言語学の基礎を十分身につけた学生は、後期のみの履修でも差し支えないが、本授業は、基本的に前期開設の「ドイツ語学II ⑴⑶:講義」が履修済みであることを前提としている。
⑵ 本授業に加えて「ドイツ語学I⑵⑷:演習」も合わせて受講することが望ましい。

授業で使用する言語

日本語/ドイツ語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

 言語学の魅力の一つとして、言語事実の観察・分析を通して、背景にある社会や文化に客観的に迫ることがあげられる。そのためには、専門用語や方法論を整理し、具体的な言語資料を分析して、その結果を意味づけるプロセスを体験することが有効である。授業では、実証的な先行研究の講読を通して、調査対象となる問題の発見、データ収集、データの分析方法を学ぶ。今年度前期開設の「ドイツ語学Ⅱ⑴⑶:講義」では語用論の基礎的な内容を扱ったが、後期では、より幅広くドイツの社会・歴史・メディアとの関連の中でドイツ語の資料を観察・分析したさまざまな論文を取り上げる。報告を担当する論文を決め、その内容を発表・議論する。口頭発表を経て、学期末にミニ論文の形にまとめたレポートを提出する。

科目目的

 具体的な言語資料の分析結果に基づいて、言語の構造や機能について考察する能力を養うことを目的とする。将来、どの分野で卒業論文や卒業研究を執筆することになっても、言語事実を観察・分析することによって、背景にある社会や文化に客観的に迫れる力を身に付けることを目指している。

到達目標

 実証的な先行研究に倣いながら、ドイツ語で書かれたデータを実際に分析することを追体験し、生データを分析できる方法論を身に付ける。具体的な言語資料の分析結果を学問史の中に位置付けながら、言語運用や背景社会について考察・議論できるようになる。

授業計画と内容

* 担当を決めて、グループで報告する。
* 報告を担当する論文は難解だが、内容は興味深いので意欲を持って取り組んでほしい。
* 取り上げる文献については、履修者数の決定を見て最終的に判断する。それにより、以下に予定するテーマおよび暫定的な順番は、大きく変わり得る。

(1) オリエンテーション:テキストと取り上げる論文について
(2) ナチズム(国民社会主義)とメディア(報告)
(3) ナチズム(国民社会主義)とメディア(ディスカッション)
(4) 政治的言説にみるナチ語彙の再使用(報告)
(5) 政治的言説にみるナチ語彙の再使用(ディスカッション)
(6)ドイツにおける「フクシマ」報道(報告)
(7)ドイツにおける「フクシマ」報道(ディスカッション)
(8)トルコ系移民のドイツ語(報告)
(9)トルコ系移民のドイツ語(ディスカッション)
(10)難民・移民を排除する談話と対抗する談話(報告)
(11)難民・移民を排除する談話と対抗する談話(ディスカッション)
(12)ヘイトスピーチの批判的談話分析(報告)
(13)ヘイトスピーチの批判的談話分析(ディスカッション)
(14) 総括:期末レポート(ミニ論文)の執筆に向けて

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと,授業終了後の課題提出,その他

* 授業中の発表には、必ずハンドアウト等の配布資料を用意すること。
* 発表に先立ち、ハンドアウトのたたき台を用意して事前に相談すること。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 60  当該分野の基本的な概念や方法論を十分理解し、論文形式の文章の中で正確に用いることができるか、また基本的な概念や方法論を用いて、実際にデータを分析できるようになったかを評価の対象とする。正確な引用と出典表記も重視する。
平常点 40  発表準備および発表を通した課題への取り組み、授業への貢献度を評価する。ハンドアウト作成にあたっても、正確な引用と出典表記には十分注意を払うこと。リアクションペーパーなどを通した授業内の「気づき」も重視する。

成績評価の方法・基準(備考)

* 原則として、出席率が70%に満たない者、課題未提出の者はE判定となるので注意すること。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

* 課題等に対する授業中のコメント内容は、期末レポートやその後の学びに反映させてほしい。

アクティブ・ラーニングの実施内容

PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

その他

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

 manabaを用いて、学生の反応や「気づき」を把握し、クラスで共有しながら授業を進める。

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

<テキスト>
高田博行・山下仁編(2019)『断絶のコミュニケーション』ひつじ書房


<専門用語を中心に予・復習の役に立つ辞典/事典類>
亀井孝他編著(1996)『言語学大辞典 第6巻 術語編』三省堂
斎藤純男・田口善久・西村義樹編(2015)『明解言語学辞典』三省堂
ドイツ言語学辞典編集委員会編(編集主幹: 川島淳夫)(1994)『ドイツ言語学辞典』紀伊國屋書店
Bußmann H. (Hrsg.) (2008) Lexikon der Sprachwissenschaft. Stuttgart: Alfred Kröner Verlag.
Lewandowski, Th. (Hrsg.) (1990) Linguistisches Wörterbuch. 5., überarbeitete Aufl. Heidelberg, Wiesbaden: Quelle & Meyer

*その他の参考文献は、テーマに応じて授業中に紹介する。

その他特記事項

(1) 発表に先立ち、ハンドアウトのたたき台を用意して事前に相談すること。
(2) 演習の授業は学生が主体となって作り上げるものなので、他の学生に迷惑をかけないよう、十分な準備をして臨んでほしい。また、発表当日に欠席・遅刻することのないよう、健康管理も怠らないようにすること。
(3) 自分の担当箇所だけでなく、毎回扱われる文献を必ず読んでから授業に出席すること。

参考URL

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